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6月22日の投資戦略 原油/金/天然ガス/ダウ


 

前日の米国市場終値

✿WTI原油先物 72.53ドル(+1.34)  
✿NY金先物 1944.9ドル(-2.8)  
✿NY天然ガス先物 2.597ドル(+0.105)
✿ダウ平均株価 33,951.52ドル(−102.35)  

  

本日の注目指標・イベント

✿英 6月政策金利(20:00)
✿米 新規失業保険申請件数(21:30)
✿米 5月中古住宅販売件数(23:00)
✿米 EIA天然ガス貯蔵量(23:30)

✿米 EIA週間石油レポート(翌0:00)



前日の市況と この後の見通し

WTI原油先物は反発。パウエルFRB議長の下院での議会証言などを受け、ドルが一段安となったことや、API発表の米原油在庫量が、予想以上に減少したこと、バイオ燃料の原料となるコーンや大豆の価格が、米生産地での乾燥懸念などを受けて急騰したことなどを受け、買いが優勢となったようです。

API米石油在庫データ(621日発表)

✿原油在庫 前週比約124.6万バレル減
✿ガソリン在庫 前週比約293.5万バレル増
✿中間留分在庫 前週比約30.1万バレル減
✿クッシング在庫 前週比約5万バレル増

前日終値からやや下寄りして上昇し、終値は雲の中で引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置はやや弱気となっています。基準線のサポートを受け、雲の下限を上回ってきましたので、少し強気に傾いているようです。この後、そのまま雲を上に抜けるか、一度はね返される形となるか、少し様子見たいところです。






NY金先物は続落。パウエルFRB議長の下院での議会証言で「インフレ圧力は依然として高く、インフレ率を2%に戻すにはまだ長い道のりがある」「ほぼ全員の参加者が、年内にはさらなる利上げが適切と想定している」との内容を受け、金価格には下押し圧力がかかったものの、その後、緩やかなペースでの利上げ方針を示唆したことで、ドル指数・米長期金利が反落し、金価格の支えとなったようです。

前日終値付近から下げたものの、その後反発し、終値は雲の下限付近に戻して引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置は弱気となっています。下ヒゲを引いているものの、雲を下に抜けてきました。5/26の安値も下回り、チャートは弱気に傾いてきています。目先は200日移動平均線あたりまで下げてくる可能性もありそうです。








NY天然ガス先物は大きく反発。米国のLNG輸出プラントに流れるガス量がメンテナンス停止で減少していることなどが、天然ガス価格の上値を抑える一方、ここ数週間の生産量の減少や、少なくとも7月初旬まではテキサス州を中心に暑い天候が続くとの予測などを受け、買いが優勢となったようです。

✿欧州DutchTTF 前日終値 11.816ドル/mmBtu(-0.572)
✿アジアJKM LNG 前日終値 12.475ドル/mmBtu(-0.265)

前日終値付近から下げる場面もありましたが、その後反発し、終値は雲の上限を上回って引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置はやや強気となっています。転換線まで押されたものの、そこで下値を支えられて反発する形となりました。過去の平均を見ますと、7月初旬にかけては下押しされやすい時期でもありますので、引き続き、目先の下げには注意が必要となりそうですが、20日の高値を超えてくると、少し強気に傾いてくるかもしれません。






ダウ平均株価は続落。パウエルFRB議長は下院での議会証言で、インフレは昨年半ば以降、幾分緩やかになったものの「インフレ圧力は依然として高く、インフレ率を2%に戻すにはまだ長い道のりが残されている」と指摘し、一段の利上げが適切になるとの認識を示したことで、金利先高観などから売りが優勢となったようです。

前日終値から下寄りして上下に動き、終値は転換線の下で引けました。値位置はやや強気となっています。転換線で上値を抑えられる形となりましたので、目先は上値が重くなりそうです。基準線までで下げ止まるかどうかですね…。もう少し様子見たいところです。



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