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6月22日の投資戦略 コーン/大豆/小麦


前日の米国市場終値

✿シカゴコーン先物 671.0セント(+27.2)  
✿シカゴ大豆先物 1377.0セント(+34.2)  
✿シカゴ小麦先物 748.2セント(+39.4)

 

  

本日の注目指標・イベント

✿英 6月政策金利(20:00)
✿米 新規失業保険申請件数(21:30)
✿米 5月中古住宅販売件数(23:00)
✿米 EIA天然ガス貯蔵量(23:30)

✿米 EIA週間石油レポート(翌0:00)

前日の市況と この後の見通し 

シカゴコーン先物は続伸。米主要生産地での乾燥懸念が強まる中、USDAの作柄予想が、予想以上に悪化していたことや、EUの作物モニタリングサービスMARSが、悪天候を理由にEU域内の穀物および油糧種子作物の今年の平均収量予測をほぼすべて下方修正したことなどを受け、買いが優勢となったようです。

USDAコーン生育状況(6月20日発表)
✿出芽状況 96%(2018-2022平均:94%)
✿作柄状況 優+良:55%(市場予想平均:58% 前週:61% 前年:70%)

前日終値から上放れて寄り付いて上昇し、終値は200日移動平均線を大きく上放れて引けました。本日は前日終値からやや下寄りしていますが、値位置は強気となっています。押す間もなく、4.2%超の上昇となりました! コーン強いですね…! ボリンジャーバンドの+2σ 660.4セントを上回ったまま、RSIは70台まで上がっていますので、引き続き、目先の押しには注意が必要となりそうです。





シカゴ大豆先物は大きく続伸。米主要生産地での乾燥懸念が強まる中、USDAの作柄予想が、予想以上に悪化していたことや、EU域内の穀物および油糧種子作物の今年の平均収量予測をほぼすべて下方修正したこと、ブラジルAnecが同国の6月輸出量見通しを下方修正したことなどを受け、買いが優勢となったようです。

USDA大豆生育状況(6月20日発表)
✿出芽状況 92%(2018-2022平均:81%)
✿作柄状況 優+良:54%(市場予想平均:57% 前週:59% 前年:68%)

前日終値からやや上寄りして下げる場面もありましたが、その後反発し、終値は転換線の上で引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置はやや弱気となっています。下ヒゲを長く引いた大陽線となり、転換線も超えてきましたので、少し強気に傾いてきそうです。大きく上げましたので、目先の押しには注意が必要ですが、押したところで買い検討してもいいかもしれません。





シカゴ小麦先物は大きく続伸。春小麦の作柄が市場予想以上に悪化したことや、EU域内の穀物および油糧種子作物の今年の平均収量予測をほぼすべて下方修正したこと、ロシアのSoveconが2023/24の同国の生産量見通しを下方修正したこと、ドル指数の低下などを受け、買いが優勢となったようです。

USDA冬小麦生育状況(6月20日発表)
✿出穂状況 94%(2018-2022平均:93%)
✿収穫状況 15%(市場予想平均:19%  2018-2022平均:20%)
✿作柄状況 優+良:38%(市場予想平均:38% 前週:38% 前年:30%)

USDA春小麦生育状況(6月20日発表)
✿出芽状況 98%(2018-2022平均:95%)
✿出穂状況 10%(2018-2022平均:10%)
✿作柄状況 優+良:51%(市場予想平均:57% 前週:60% 前年:59%)

前日終値からやや上寄りして上昇し、終値は200日移動平均線の上で引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置は強気となっています。およそ7か月半ぶりに200日線を超えてきました! チャートは強気に傾いていますが、ボリンジャーバンドの+2σを超えたまま、RSIも75台まで上昇していますので、目先の押しには注意が必要となりそうです。





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商品先物取引は委託に際して証拠金等の預託が必要になります。最初に預託する当社必要証拠金額は商品により異なりますが、2023年6月5日現在最高額は取引単位(1枚)当り1,500,000円、最低額は取引単位(1枚)当り20,000円です。国内商品市場取引の必要証拠金額は、毎週日本証券クリアリング機構にて発表されるプライス・スキャンレンジと同額です(損失限定取引を除く)。ただし、実際の取引金額は当社必要証拠金の額の約20倍という著しく大きな額になります。また証拠金等は、その後の相場の変動によって追加の預託が必要になることがあり、注意が必要です。ただし、その額は商品や相場変動により異なります。
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