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6月21日の投資戦略 コーン/大豆/小麦


前日の米国市場終値

✿シカゴコーン先物 643.6セント(+3.4)  
✿シカゴ大豆先物 1342.6セント(+0.4)  
✿シカゴ小麦先物 708.6セント(+7.2)

 

  

本日の注目指標・イベント

✿中 6月ローンプライムレート(10:15)
✿日 4月鉱工業生産(13:30)
✿独 5月PPI(15:00)
✿米 5月住宅着工件数(21:30)

✿米 USDA生育状況(翌5:00)

前日の市況と この後の見通し 

シカゴコーン先物は続伸。前週の大幅な上昇を受け、利確売りも出やすかったものの、黒海穀物輸出合意の先行き不確実性や、米主要産地での乾燥懸念、ブラジルのセカンドコーン収穫の遅れなどが、コーン価格の支えとなったようです。

USDAコーン生育状況(6月20日発表)
✿出芽状況 96%(2018-2022平均:94%)
✿作柄状況 優+良:55%(市場予想平均:58% 前週:61% 前年:70%)

USDA輸出検証高(6月20日発表)
✿コーン : 877,310トン(前週:1,170,114 累積ペース前年比69.3%↑)

前日終値付近から上下に動きましたが、終値は200日移動平均線をやや上回って引けました。本日は前日終値から上放れて寄り付き、値位置は強気となっています。200日線を上回ってきました。コーン強いですね…! ボリンジャーバンドの+2σを上回ったまま、RSIは68台まで上がっていますので、目先の押しには注意が必要ですが、押したら買い検討してもいいかもしれません。





シカゴ大豆先物は小幅に上昇。前週末の大幅な上昇を受けた利確売りや、USDA輸出検証高が予想レンジの下限寄りとなったことなどが、大豆価格の重石となる一方、引き続き、米主要産地での乾燥懸念などが、大豆価格の支えとなったようです。

USDA大豆生育状況(6月20日発表)
✿出芽状況 92%(2018-2022平均:81%)
✿作柄状況 優+良:54%(市場予想平均:57% 前週:59% 前年:68%)

USDA輸出検証高(6月20日発表)
✿大豆 : 185,184トン(前週:147,572 累積ペース前年比96.2%↓)

前日終値からやや上寄りして上下に動きましたが、終値は基準線の下で引けました。本日は前日終値からやや上寄りし、値位置はやや弱気となっています。昨日は上下に長くヒゲを引き、方向性が定まらない動きとなりました。本日は転換線と基準線の間で推移し、どっちつかずのチャートとなっています。この後どちらに抜けてくるか、少し様子見たいところです。





シカゴ小麦先物は続伸。前週末の大幅な上昇を受けた利確売りや、USDA輸出検証高が予想レンジの下限寄りとなったことなどが、小麦価格の上値を抑える一方、黒海穀物輸出合意をめぐる不確実性や、欧州の乾燥した天候などを受け、買いがやや優勢となったようです。

USDA冬小麦生育状況(6月20日発表)
✿出穂状況 94%(2018-2022平均:93%)
✿収穫状況 15%(市場予想平均:19%  2018-2022平均:20%)
✿作柄状況 優+良:38%(市場予想平均:38% 前週:38% 前年:30%)

USDA春小麦生育状況(6月20日発表)
✿出芽状況 98%(2018-2022平均:95%)
✿出穂状況 10%(2018-2022平均:10%)
✿作柄状況 優+良:51%(市場予想平均:57% 前週:60% 前年:59%)

USDA輸出検証高(6月20日発表)
✿小麦 :237,820トン(前週:247,958 累積ペース前年比56.4%↑)

前日終値付近から上下に動き、終値は雲の上限を上放れた位置で引けました。本日は前日終値からやや上寄りし、値位置は強気となっています。200日移動平均線に近づいてきました。チャートは強気に傾いていますが、ボリンジャーバンドの+2σを超えたまま、RSIも72台まで上昇していますので、目先の押しには注意が必要となりそうです。





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