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6月5日の投資戦略 原油/金/天然ガス/ダウ


 

前日の米国市場終値

✿WTI原油先物 71.74ドル(+1.64)  
✿NY金先物 1969.6ドル(-25.9)  
✿NY天然ガス先物 2.172ドル(+0.014)
✿ダウ平均株価 33,762.76ドル(+701.19 )  

  

本日の注目指標・イベント

✿中 5月財新非製造業PMI(10:45)
✿欧 5月非製造業PMI<確>(17:00)
✿英 5月非製造業PMI(17:30)
✿欧 4月PPI(22:45)
✿米 5月ISM非製造業景気指数(23:00)
✿米 4月耐久財受注<確>(23:00)

✿米 USDA輸出検証高(翌1:00)
✿米 USDA生育状況(翌5:00)



前日の市況と この後の見通し

WTI原油先物は続伸。6月4日のOPEC+会合で、366万バレル規模の減産が2024年末まで延長されたことや、サウジアラビアが7月に追加で100万バレルの減産を行うことを発表したこと、米国のオイルリグ稼働数が大きく減少したことに加え、米経済のソフトランディング期待が高まったことなどを受け、買いが優勢となったようです。

BH米国リグ稼働数(6月2日発表)
✿オイルリグ稼働数 555基(前週比-15)

前日終値付近から上昇し、終値は転換線を上回って引けました。本日は前日終値から上放れて寄り付き、値位置はやや弱気となっています。転換線を超えてきました。パラボリックも買い転換しつつあり、チャートは少し強気に傾いたようです。ただ、本日は雲の半ばから始まってすぐに押されてきていますので、高値で売り筋が飛びついた感じでしょうか。この動きが落ち着くまでは、少し様子見たいところです。






NY金先物は反落。米債務上限停止法案が上院を通過したことや、5月の米雇用者数が予想を上回る一方で失業率の上昇・賃金の伸び鈍化も見られ、米経済が堅調である一方、インフレは落ち着いていくとの期待から、株価が大きく上昇するとともに、ドル指数・米長期金利も上昇したことで、金価格には下押し圧力がかかったようです。

前日終値付近から大きく下げ、終値は転換線付近で引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置はやや弱気となっています。20日移動平均線付近で抑えられる形となりました。本日は転換線を下回って推移しており、目先は上値が重くなりそうです。転換線を再度上に超えるか、雲の下限を目指す動きとなるか、少し様子見たいところです。








NY天然ガス先物は小幅に反発。メキシコへの天然ガス輸出量が過去最高となったことや、気温の上昇により、今週・来週のガス需要見通しが引き上げられたことなどが、天然ガス価格を支える一方、穏やかな天候が続く中、ヘンリーハブ翌日物の価格が2020年10月以来の安値となったことや、米生産量が過去最高水準で推移していることなどが、天然ガス価格の重石となったようです。

✿欧州DutchTTF 前日終値 7.467ドル/mmBtu(+0.180)
✿アジアJKM LNG 前日終値 9.285ドル/mmBtu(+0.020)

BH米国リグ稼働数(6月2日発表)
✿ガスリグ稼働数 137基(前週比±0)

前日終値付近から上下に動き、終値は雲の下限を下回って引けました。本日は前日終値からやや上寄りし、値位置は弱気となっています。先週末は、雲の下限付近で抑えられて反落しており、上値は重そうです。再度雲の下限の上抜けを試しに行くか、5月5日の安値2.031を目指す動きとなるか、少し様子見たいところです。





ダウ平均株価は大幅続伸。米債務上限停止法案が上院で可決され、デフォルトが回避されたことや、5月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を大幅に上回る一方、失業率は上昇し、賃金の伸びも鈍化したことで、FRBによる積極的な利上げにはつながらないとの見方が強まり、買いが優勢となったようです。

前日終値から上寄りして大きく上昇し、終値は基準線を上放れた位置で引けました。値位置は強気となっています。抵抗を一気に超え、2%超の上昇となりました! パラボリックも買い転換し、チャートは強気に傾いてきました。とはいえ、大幅な上昇となりましたので、目先の押しには注意が必要となりそうです。基準線、雲の上限辺りまでの押しの可能性は見ておいた方がいいかもしれません。



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