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5月25日の投資戦略 原油/金/天然ガス/ダウ


 

前日の米国市場終値

✿WTI原油先物 74.34ドル(+1.43)  
✿NY金先物 1964.6ドル(-9.9)  
✿NY天然ガス先物 2.398ドル(+0.077)
✿ダウ平均株価 32,799.92ドル(−255.59)  

  

本日の注目指標・イベント

✿独 Q1実質GDP(15:00)
✿米 新規失業保険申請件数(21:30)
✿米 Q1実質GDP(21:30)
✿米 USDA輸出成約高(21:30)
✿米 4月中古住宅販売成約指数(23:00)
✿米 EIA天然ガス貯蔵量レポート(23:30)



前日の市況と この後の見通し

WTI原油先物は続伸。米債務上限問題や、米中対立などをめぐる不確実性が、原油価格の重石となる一方、EIA発表の米原油在庫量が、市場予想を大きく上回る減少幅となったことや、サウジエネルギー相の「空売り業者を痛めつける」との発言を受け、OPEC+の追加減産観測が強まっていることが、原油価格の支えとなったようです。

EIA週間石油レポート(5月24日発表)
✿原油在庫 前週比 約1250万バレル減
✿戦略備蓄 前週比 約160万バレル減
✿ガソリン在庫 前週比 約210万バレル減
✿中間留分在庫 前週比 約60万バレル減
✿クッシング在庫 前週比 約180万バレル増
✿米産油量 日量 約1230万バレル(前週比+10)
✿石油製品需要 2070.1万バレル(前週比+114.3、前年同期比+101.7)
✿製油所稼働率 91.7%

前日終値から上寄りして上下に動き、終値は雲の下限付近で引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置はやや弱気となっています。引き続き、雲の下限付近で抑えられる形となっています。この後、ここで抑えられて反落するか、雲の下限を上抜けるかどうかで、目先の方向性が変わってきそうです。もう少し様子見たいところです。






NY金先物は続落。米債務上限問題をめぐる協議が難航し、先行き不安が強まっていることなどが、金相場を支える一方、FRBのウォラー理事が、6月か7月の追加利上げに言及したことなどを受け、FRBによる金融引き締め継続見通しが強まったことや、米長期金利・ドル指数の上昇などが、金価格を押し下げたようです。

前日終値からやや上寄りして上昇したものの、その後下げ、終値は雲の半ばで引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置はやや弱気となっています。転換線で上値を抑えられて上ヒゲが長くなりましたので、上値は重くなりそうです。引き続き、転換線・雲の下限のどちらに向かうのか、少し様子見たいところです。








NY天然ガス先物は反発。7.2bcfdまで落ち込んだカナダからの供給量が、8.1bcfdまで回復していることや、5月の生産量増加見通しなどが、天然ガス価格の重石となる一方、風力発電量が落ち込み、米国の天然ガスによる発電量が増加していることや、来週は気温が上がり、需要見通しが従来予想から引き上げられたことなどが、天然ガス価格の支えとなったようです。

✿欧州DutchTTF 前日終値 8.780ドル/mmBtu(-0.438)
✿アジアJKM LNG 前日終値 9.580ドル/mmBtu(-0.155)

前日終値からやや上寄りして上昇し、終値は転換線と基準線の間で引けました。本日は前日終値からやや上寄りし、値位置はやや弱気となっています。基準線を再び上回ってきました。どっちつかずの値動きですね…。引き続き、雲の上下どちらかに抜けるまでは、少し様子見た方がいいかもしれません。今週末には6月限の期限を迎えますので、大きな値動きには注意が必要となりそうです。





ダウ平均株価は続落。債務上限問題をめぐる協議に進展が見られず、先行き不透明感が強まっていることや、4月の英CPIが市場予想を上回り、高インフレの継続が欧州経済を下押しするとの懸念、FRBの追加利上げを見込んだ金利上昇などを受け、売りが優勢となったようです。

前日終値から下寄りして下げ、終値は雲の下限を下回って引けました。値位置は弱気となっています。雲を下抜けました…! 価格がボリンジャーバンドの-2σ付近で、バンド幅が少し広がり始めましたので、このまま下げトレンドにつながるかもしれません。すぐに雲の下限を上回って来れば、反発上昇もあり得ますが…。今日の動きは注目したいところです。




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