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5月17日の投資戦略 原油/金/天然ガス/ダウ


 

前日の米国市場終値

✿WTI原油先物 70.86ドル(-0.25)  
✿NY金先物 1993.0ドル(-29.7)  
✿NY天然ガス先物 2.376ドル(+0.001)
✿ダウ平均株価 33,012.14ドル(−336.46)   

 

  

本日の注目指標・イベント

✿日 Q1GDP(8:50)
✿日 3月鉱工業生産(13:30)
✿欧 4月CPI(18:00)
✿米 4月住宅着工件数(21:30)
✿米 EIA週間石油レポート(23:30)



前日の市況と この後の見通し

WTI原油先物は小幅に反落。IEAが5月の石油市場レポートで、今年の世界石油需要を上方修正し、過去最高の1.02億bpdとなる見通しを示したことや、米政府が300万バレルの戦略備蓄買い戻しを発表したことなどが、原油価格を支える一方、中国の4月の鉱工業生産と小売売上高の伸びが予測を下回り、同国の需要減懸念が強まったことなどが、原油価格の重石となったようです。

前日終値からやや上寄りして下げましたが、終値は転換線の上で引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置はやや弱気となっています。上値を抑えられる形となりました。引き続き、目先は基準線・雲の下限付近まで戻してくるかもしれませんが、現時点では、そこで抑えられる可能性も高そうです。しっかりしたトレンドが出てくるまで、少し様子見たいところです。






NY金先物は反落。4月の米小売売上高は予想を下回ったものの、コア売上高は堅調だったことや、FRB高官からタカ派寄りの発言が続いたことで、FRBによる追加利上げの可能性が意識され、ドル指数や米長期金利が上昇し、売りが優勢となったようです。

前日終値付近から下げ、終値は雲の上限に近づいて引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置はやや強気となっています。20日移動平均線を下回り、そのまま一段下となりました。4月末~5月頭にかけてのもみ合い水準まで下げてきましたので、この辺りで支えられる可能性もありますが、目先は雲の上限辺りまでの下げの可能性も見ておいた方がよさそうです。








NY天然ガス先物はほぼ横ばい。今週の暑さが来週には和らぎ、来週の天然ガス需要が減少するとの予想などが、天然ガス価格の上値を抑える一方、ベーカーヒューズが12日に発表したガスリグ稼働数の大幅な減少を受け、長期的な掘削計画の欠如により、年後半には生産が減少するとの見方が、引き続き天然ガス価格を支えたようです。

✿欧州DutchTTF 前日終値 10.158ドル/mmBtu(-0.156)
✿アジアJKM LNG 前日終値 9.855ドル/mmBtu(-0.180)


前日終値付近から上昇したものの、その後押され、終値は始値付近で引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置はやや弱気となっています。雲の上限に届かず押されてきましたので、目先は少し上値が重くなりそうです。転換線までで反発するかどうか、少し様子見たいところです。引き続き、一段の下げには注意が必要ですが、夏の需要期に向けた上昇開始のタイミングも、意識しておいた方がよさそうです。





ダウ平均株価は下落。4月小売売上高が前月比0.4%増と市場予想を下回ったものの、コア小売売上高は0.7%増と予想を上回り、米経済の堅調さが意識されたことや、FRB高官の発言を受け、追加利上げ観測がやや強まったことや、ホームデポ株の下落を受けた消費関連株売り、米債務上限問題をめぐる協議が難航するとの見通しを受け、売りが優勢となったようです。

前日終値からやや下寄りして下げ、終値は200日移動平均線を下回って引けました。値位置はやや強気となっています。200日線を下回り、雲の上限・トレンドライン付近まで下げてきました。ここで反発するかどうかですね…。下抜けると、大幅な下げとなる可能性もありますので、もう少し様子見たいところです。




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