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5月15日の投資戦略 原油/金/天然ガス/ダウ


 

前日の米国市場終値

✿WTI原油先物 70.04ドル(-0.83)  
✿NY金先物 2019.8ドル(-0.7)  
✿NY天然ガス先物 2.266ドル(+0.076)
✿ダウ平均株価 33,300.62ドル(−8.89)  

 

  

本日の注目指標・イベント

✿欧 3月鉱工業生産指数(18:00)
✿米 5月NY連銀製造業景気指数(21:30)

✿米 USDA輸出検証高(翌1:00)
✿米 USDA生育状況(翌5:00)



前日の市況と この後の見通し

WTI原油先物は続落。イラク石油相が、年後半の供給不足を示唆したことなどが、原油価格を支える一方、5月のミシガン大学消費者信頼感指数が予想を大幅に下回ったことや、ボウマンFRB理事が追加利上げの必要性に言及したことを受け、米景気後退懸念が強まったことや、ドル指数の上昇などで、売りが優勢となったようです。

前日終値からやや上寄りしたものの下げ、終値転換線付近で引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置はやや弱気となっています。一段下げてきました。引き続き、転換線までで下げ止まり、反発の動きとなるか、下抜けて直近安値を試しにいくか、少し様子見たいところです。






NY金先物はほぼ横ばい。米国の債務上限問題をめぐる不確実性や、5月のミシガン大学消費者信頼感指数が予想を大幅に下回ったことなどが、金価格の支えとなる一方、FRBのボウマン理事が、依然として高いインフレ率に対抗するため、必要であれば利上げを行う姿勢を改めて強調したことなどを受け、ドル指数や米長期金利が上昇したことなどが、金価格の重石となったようです。

前日終値付近から上下に動きましたが、終値は始値付近に戻して引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置はやや強気となっています。引き続き、20日移動平均線付近で推移していますので、ここで反発する可能性もありますが、週末にパラボリックが売り転換したこともあり、20日線を下抜けると、一段下となるかもしれません。








NY天然ガス先物は反発。LNG輸出プラントへのガス流入量が、4月の14.0bcfdから、5月は平均13.1bcfdに減少していることなどが、天然ガス価格の重石となる一方、ベーカーヒューズが発表した先週のガスリグ稼働数が16基減の141基となり、2016年2月以来の大幅な減少となったことで、将来の生産減懸念が浮上したことなどが、天然ガス価格の支えとなったようです。

✿欧州DutchTTF 前日終値 10.457ドル/mmBtu(-0.767)
✿アジアJKM LNG 前日終値 11.115ドル/mmBtu(-0.045)


前日終値付近から上下に動きましたが、終値は基準線をやや上回って引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置はやや弱気となっています。転換線・基準線を上抜けて引けました。一方で、上値を雲の下限付近で抑えられ、目先は上値が重そうです。基準線・雲の下限のどちらへ抜けてくるか、もう少し様子見たいところです。引き続き、一段の下げには注意が必要ですが、夏の需要期に向けた上昇開始のタイミングも、意識しておいた方がよさそうです。





ダウ平均株価はほぼ横ばい。5月のミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を大幅に下回ったことを受け、景気後退懸念が強まったことや、同調査で長期期待インフレ率が予想外に上昇したことを受け、FRBによる利下げ見通しが後退したことなどを受け、売りがやや優勢となったようです。

前日終値からやや上寄りしたものの下げ、その後やや反発したものの、終値は基準線・転換線の下で引けました。値位置はやや強気となっています。200日移動平均線付近で支えられる一方、転換線が基準線の下に抜けてきました。引き続き、どっちつかずのチャートとなっています。200日移動平均線、雲の上限、トレンドライン付近までで下げ止まり・反発となるかどうか、もう少し様子見たいところです。




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