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5月12日の投資戦略 原油/金/天然ガス/ダウ


 

前日の米国市場終値

✿WTI原油先物 70.87ドル(-1.69)  
✿NY金先物 2021.4ドル(+0.9)  
✿NY天然ガス先物 2.190ドル(-0.001)
✿ダウ平均株価 33,309.51ドル(-221.82)  

 

  

本日の注目指標・イベント

✿米 5月ミシガン大学消費者信頼感指数<速>(23:00)

✿米 5月USDA需給報告(翌1:00)
✿米 BHリグ稼働数(翌2:00)
✿米 CFTC投機筋ポジション(翌4:30)



前日の市況と この後の見通し

WTI原油先物は大きく続落。イラクがトルコに対し、イラク北部のクルディスタン自治区からトルコのジェイハン港に通じる石油パイプラインの再開を正式に要請したことや、中国の4月の新規銀行融資が予想以上に大幅な落ち込みとなったこと、米債務上限問題をめぐる先行き不安などを受け、売りが優勢となったようです。

前日終値からやや上寄りして下げ、終値は基準線と転換線の間で引けました。本日は前日終値からやや上寄りし、値位置はやや弱気となっています。転換線に近づいてきました。転換線までで下げ止まり、反発の動きとなるかどうか、少し様子見たいところです。






NY金先物は続落。4月の米PPIが前年比2.3%となり、前月から予想以上に鈍化したことや失業保険申請件数が予想以上に増加したことを受け、FRBの利上げ停止観測が強まったことなどが、金価格を支える一方、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が、インフレは依然高すぎるとの見解を示したことなどを受け、ドル指数が上昇したことなどが、金価格の重石となったようです。

前日終値付近から上昇したものの、その後売られ、終値は転換線・基準線を下回って引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置はやや強気となっています。転換線・基準線を割り込んできました。本日はちょうど20日移動平均線付近で推移していますので、ここで反発する可能性もありますが、下抜けると、一段下の可能性もありそうですので、少し様子見たいところです。








NY天然ガス先物はほぼ横ばい。EIA発表の貯蔵量は、予想を上回る増加幅となったものの、5年平均との差が縮まったことや、ここ数日の生産減、暖かい日が続き、今後2週間の需要が事前予想より高くなるとの予測などが、天然ガス価格を支える一方、LNG輸出プラントへのガス流入量が、4月の14.0bcfdから、5月は平均13.1bcfdに減少していることなどが、天然ガス価格の重石となったようです。

✿欧州DutchTTF 前日終値 11.224ドル/mmBtu(-0.060)
✿アジアJKM LNG 前日終値 11.160ドル/mmBtu(-0.050)

EIA米天然ガス貯蔵量データ(5月11日発表)
✿天然ガス貯蔵量 2141 Bcf(前週比 +78 Bcf 5年平均との差 +18.4%↓)

前日終値からやや下寄りして上昇したものの、その後押され、終値は始値付近に戻して引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置は弱気となっています。転換線・基準線の上抜けトライに失敗しましたので、目先は上値が重くなりそうです。ボリンジャーバンド‐2σの2.096ドル、直近安値の2.031ドルを目指すかどうか、もう少し様子見たいところです。引き続き、一段の下げには注意が必要ですが、夏の需要期に向けた上昇開始のタイミングも、意識しておいた方がよさそうです。





ダウ平均株価は続落。4月の米PPIが前年比2.3%と予想以上に鈍化したことや、新規失業保険申請件数の増加などを受け、FRBの利上げ停止観測が強まったことが、相場を支える一方、連邦預金保険公社(FDIC)が大手銀に対し、多額の追加負担を求める計画との報道や、ウォルト・ディズニーの大幅安などを受け、相場は押し下げられたようです。

前日終値から下寄りして下げ、その後反発したものの、終値は基準線・転換線を下放れて引けました。値位置はやや強気となっています。引き続き、どっちつかずのチャートとなっています。200日移動平均線、雲の上限、トレンドライン付近までで下げ止まり・反発となるかどうか、もう少し様子見たいところです。




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