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4月25日の投資戦略 原油/金/天然ガス/ダウ


 

前日の米国市場終値

✿WTI原油先物 78.76ドル(+0.89)  
✿NY金先物 1999.8ドル(+9.3)  
✿NY天然ガス先物 2.273ドル(+0.040)
✿ダウ平均株価 33,875.40ドル(+66.44)   

 

  

本日の注目指標・イベント

✿米 4月リッチモンド連銀製造業指数(23:00)
✿米 3月新築住宅販売件数(23:00)
✿米 4月CB消費者信頼感指数(23:00)



前日の市況と この後の見通し

WTI原油先物は続伸。景気の先行き不透明感や金利上昇の懸念が、原油価格の重石となる一方、中国の労働節連休を前に、海外旅行の予約が回復していることなどを受け、需要増加期待が強まったことなどが、原油価格の支えとなったようです。

前日終値からやや上寄りして上下に動き、終値はやや転換線に近づいて引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置はやや強気となっています。下ヒゲを長く引き、買い支えも強まっているようですが、上値は20日移動平均線で抑えられています。20日線79.09ドルを上抜いてきますと、転換線辺りまでは上げてきそうですが…。目先は上値の重さを意識しておいた方がよさそうです。






NY金先物は小幅に反発。木曜日の米GDP、金曜日のPCEデフレータ―など、重要指標の発表を控え、様子見ムードも強い中、4月のダラス連銀製造業景況指数が予想を下回ったことなどを受け、利上げ継続への警戒がやや弱まり、ドル指数・米長期金利の低下もあって、買いが優勢となったようです。

前日終値からやや上寄りし、下げる場面もありましたが、終値は基準線を上回って引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置はやや強気となっています。基準線で支えられる形となりました。本日の終値が20日移動平均線の2009.9ドルを上回って引けますと、少し強気に傾きそうですが、ここで抑えられる可能性もあり、少し様子見たいところです。








NY天然ガス先物は反発。季節柄、暖房需要が減少する中、4月の生産量が100.3bcfdに達したことなどが、天然ガス価格の重石となる一方、今週から来週にかけての寒波や暖房需要が事前予想より高まるとの予測や、LNG輸出プラントへのガス流入量が、3月に続き4月も過去最高となる見通しとなったことなどが、天然ガス価格の支えとなったようです。

✿欧州DutchTTF 前日終値 12.928ドル/mmBtu(-0.011)
✿アジアJKM LNG 前日終値11.875ドル/mmBtu(-0.005)

前日終値からやや下寄りして上下に動き、終値は基準線の上で引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置はやや弱気となっています。基準線を上回ってきました。基準線自体は下向きなので、まだ上値は重そうですが、5月限の取引期限を26日に控え、大きな値動きとなる可能性に留意したいところです。引き続き、一段の下げには注意が必要ですが、夏の需要期に向けた上昇開始のタイミングも、意識しておいた方がよさそうです。






ダウ平均株価は小幅に続伸。今週のハイテク大手などの決算や、Q1米GDP、3月のPCEデフレータ―など重要指標の発表を前に、結果を見極めたいとの思惑が強く、方向性の乏しい動きとなったようです。

前日終値付近から上下に動き、終値は転換線付近で引けました。値位置はやや強気となっています。転換線付近で、小幅な値動きとなりました。転換線の上をキープしていますので、現時点では強気維持となりそうですが、パラボリックが売り転換し、MACDもシグナルに上から近づいていますので、転換線割れからの下げの可能性に注意が必要となりそうです。




✿記事中のテクニカルインジケーターの基本的な見方はこちら


✿個人の相場観ですので、あくまでもご参考程度に<(_ _)> 今日も皆様のお取引が上手くいきますように(*^^)v


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