1. HOME
  2. ブログ
  3. 4月19日の投資戦略 コーン/大豆/小麦

4月19日の投資戦略 コーン/大豆/小麦


前日の米国市場終値

✿シカゴコーン先物 677.4セント(+1.0)  
✿シカゴ大豆先物 1491.0セント(+5.4)  
✿シカゴ小麦先物 709.4セント(+2.2)

 

  

本日の注目指標・イベント

✿日 2月鉱工業生産(13:30)
✿英 3月CPI/PPI(15:00)
✿欧 3月CPI(18:00)
✿米 EIA週間石油レポート(23:30)


前日の市況と この後の見通し 

シカゴコーン先物は小幅に続伸。中国の3月のコーン輸入量が、前月を9.2%下回ったことなどが、コーン価格の上値を抑えるィ峰、米国で作付けが8%に達したものの、予想の10%を下回ったことや、アルゼンチンの港湾ストライキ、東ヨーロッパの一部でウクライナ産穀物の輸入が禁止されたことなどを受け、買いが優勢となったようです。

USDAコーン生育状況(4月17日発表)
✿作付状況 8%(2018-2022平均:5%)

前日終値付近から上下に動き、終値は200日移動平均線・転換線を上放れた位置で引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置は強気となっています。一旦上値を抑えられるかたちとなりました。今年の高値ラインに届かず失速しましたので、目先は少し押してくるかもしれません。転換線までで下げ止まれば、買い検討してもいいかもしれません。





シカゴ大豆先物は小幅に続伸。中国のQ1GDPが予想を上回る大幅な伸びとなったことや、アルゼンチンの港湾ストライキによる供給減懸念、降雨による作付の遅れへの懸念などが、大豆価格を支える一方、ブラジルのAnecが、4月の同国の大豆輸出量見通しを5.4%上方修正したことなどが、大豆価格の重石となったようです。

USDA大豆生育状況(4月17日日発表)
✿作付状況 4%(2018-2022平均:1%)

前日終値付近から上昇したものの、その後押され、終値は転換線の下で引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置はやや弱気となっています。転換線の上抜けに失敗しましたので、目先は上値が重くなりそうです。転換線を上に超えるか、200日線を下に抜けるかで、方向性が変わってきそうです。もう少し様子見たいところです。







シカゴ小麦先物は小幅に続伸。ロシアのSoveconが、2023/24の同国輸出可能量は15.8億ブッシェルに達するとの見方を示したことなどが、小麦価格の重石となる一方、東欧の一部の国がウクライナ産穀物の輸入を禁止したことに加え、ロシアの妨害で黒海経由のウクライナ産穀物の輸出が滞っていることや、中国のQ1の輸入量が、前年同期比で43%増となったことなどが、小麦価格の支えとなったようです。

USDA冬小麦生育状況(4月17日発表)
✿出穂状況 10%(2018-2022平均:8%)
✿作柄状況 優+良:27%(前週:27% 前年:30%)

前日終値付近から上昇したものの、その後押され、終値は雲の下限付近で引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置はやや弱気となっています。雲で上値を抑えられる格好となりましたので、目先は少し上値が重くなりそうです。再度上抜けトライするか、一旦基準線付近まで押されてくるか、少し様子見たいところです。





✿記事中のテクニカルインジケーターの基本的な見方はこちら


✿併せて、弊社ツイッターもぜひフォローお願いします(^^)/
 さくらインベストのツイッターはこちら



✿個人の相場観ですので、あくまでもご参考程度に<(_ _)> 今日も皆様のお取引が上手くいきますように(*^^)v



(Visited 29 times, 1 visits today)

 

 

重要事項

 

当サイトは、一般的な金融リテラシーの知識向上に役立てていただくことを目的としています。よって、株式等の金融商品を助長する趣旨はなく、金融商品等の勧誘や媒介を目的としたものではありません。
当社(株)さくらインベストは商品先物取引業者であり、金融業者(証券会社等)ではなく、当社で株式等の金融商品の取引を行うことはできません。その為、金融商品等の勧誘や媒介を目的としていません。また、金融商品等のメリットを助長し取引を勧めるものでもありません。

【店頭商品デリバティブ取引のリスク・費用などの重要事項】
店頭商品デリバティブ取引(以下、「CFD取引」という)とは、原資産の値動きを反映する銘柄の売り買いの差金の授受によって決済する店頭商品デリバティブ取引であり、当社とお客様の相対で行われる取引です。また、お客様が所定の証拠金を当社に事前に預け入れたうえで行う証拠金取引であり、証拠金の額を超える金額の取引ができる一方、相場の変動により損失が生じる場合があり、証拠金の額を超える損失が生じる可能性もございます。
<リスクについて>
CFD取引は、その取引の仕組みやリスクが取引所において行われる取引所取引とは異なるため、その取引にあたっては契約締結前交付書面および約款等を十分に読み、それら内容をご理解頂き、かつ承諾頂く必要がございます。CFD取引には、銘柄の市場価格が変動して元本を割り込むリスクや、システム機器、通信機器等の故障等、不測の事態による取引の制限が生じるリスクや、少額の証拠金で大きなレバレッジ効果を得ることができ、大きな利益を得る可能性がある反面、多大な損失を被るリスクがあります。また、損失を抑制する目的でロスカットルールが設けられていますが、通貨等の価格または金融指標や商品価格等の数値の変動により、このルールに基づくロスカットが執行されて、損失が生ずることとなる可能性があり、場合によっては、当該損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。主要国での祝日や特定の時間帯において、また、天災地変、戦争、政変、同盟罷業等の特殊な状況下で、当社からのレートの提示が困難になりお客様が保有するポジションを決済することや新たにポジションを保有することが困難となる可能性があります。当社がCFD取引に関連して取引を行うカバー先の破綻等による取引制限、または建玉及び証拠金の移管等により被る損害等の取引先信用リスクがあります。お客様と当社が行う取引については、相対取引として行うものであり、当社が表示する銘柄等のビッド価格(売付けの価格)とアスク価格(買付けの価格)とに差(スプレッド)があります。CFD取引に関連して発生するスワップポイントについては、金利状況により変動するおそれがあります。CFD取引に係る税制および関連法規の変更等により、現状より不利な条件での取引となる可能性がります。CFD取引に含まれるリスクとして上記に掲げられたものは一般的なものであり、リスクとして全てを網羅しているものでありません。

【リスク・費用などの重要事項】
<リスクについて>
商品先物取引は相場の変動によって損失が生じる恐れがあり、また、当社必要証拠金の額に比べて何十倍もの金額の取引を行うため、その損失額は預託している証拠金等の額を上回る可能性があります。

<証拠金等の額とレバレッジ>
商品先物取引は委託に際して証拠金等の預託が必要になります。最初に預託する当社必要証拠金額は商品により異なりますが、2023年6月5日現在最高額は取引単位(1枚)当り1,500,000円、最低額は取引単位(1枚)当り20,000円です。国内商品市場取引の必要証拠金額は、毎週日本証券クリアリング機構にて発表されるプライス・スキャンレンジと同額です(損失限定取引を除く)。ただし、実際の取引金額は当社必要証拠金の額の約20倍という著しく大きな額になります。また証拠金等は、その後の相場の変動によって追加の預託が必要になることがあり、注意が必要です。ただし、その額は商品や相場変動により異なります。
<委託手数料について>
商品先物取引の委託には委託手数料がかかります。その額は商品・約定値段等によって異なりますが、2023年6月5日現在、最高額は取引単位(1枚)当り11,000円(片道・税込)です。

 

【本サイト使用上の留意点について】
本サイトのコンテンツや情報は当社が信用できると考える情報ベンダーから取得したデータをもとに作成されておりますが、機械作業上データに誤りが発生する可能性がございます。また、当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を提供するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなったりすることもあります。当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示したすべての内容は、当社の現時点での判断を示しているに過ぎません。本サイトは、お客様への情報提供のみを目的としたものであり、特定の商品の売買あるいは取引の勧誘を目的としたものではありません。本サイトにて言及されている投資やサービスはお客様に適切なものであるとは限りません。当社は、本サイトの論旨と一致しない他のレポートを掲載している、或いは今後掲載する可能性があります。本サイトでインターネットのアドレス等を記載している場合がございますが、当社自身のアドレスが記載している場合を除き、アドレス等の内容について当社は一切責任を負いません。本サイトの利用に際してはお客様ご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます。
<著作権について>
本サイトは当社の著作物であり、著作権法により保護されております。当社の事前の承諾なく、本サイトの一部もしくは全部引用または複製、転送等により使用することを禁じます。