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4月17日の投資戦略 原油/金/天然ガス/ダウ


 

前日の米国市場終値

✿WTI原油先物 82.52ドル(+0.36)  
✿NY金先物 2015.8ドル(-39.5)  
✿NY天然ガス先物 2.114ドル(+0.107)
✿ダウ平均株価 33,886.47ドル(−143.22) 

  

本日の注目指標・イベント

✿米 NY連銀製造業景気指数(21:30)

✿米 USDA輸出検証高(翌1:00)
✿米 USDA生育状況(翌5:00)



前日の市況と この後の見通し

WTI原油先物は小幅に反発。ドル指数の反発や、米経済の減速懸念などが、原油価格の重石となる一方、IEAが、中国の消費回復を背景に、世界の需要が過去最高を記録すると発表したことなどが、原油価格の支えとなったようです。

前日終値からやや上寄りして上下に動き、終値は200日移動平均線の上で引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置は強気となっています。遅行スパンは200日線に抑えられていますので、上値は重そうですが、200日線のサポートも確認されつつあるようですので、少し様子見て、動き出しに備えたいところです。






NY金先物は大きく反落。FRBのウォラー理事が、一段の金融引き締めが必要との考えを示したことを受け、長期金利が上昇し、ドル指数も反発・上昇したこと、前日に年初来高値を更新していたこともあり、売りが優勢となったようです。

前日終値付近から大きく下げ、終値は転換線付近で引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置はやや強気となっています。転換線を下回り、MACDがシグナルを下抜きつつありますので、目先は一段の押しに注意が必要となりそうです。一方で、本日の終値が転換線の上で引けますと、強気継続となりそうです。








NY天然ガス先物は大幅に反発。季節柄、暖房需要が減少する中、月の生産量が3月の98.7bcfdから100.1bcfdに増加していることなどが、天然ガス価格の重石となる一方、2ドルを下回ったことでショートカバーが相次いだことや、事前予想よりやや寒い天候が予想されたこともあり、買いが優勢となったようです。

✿欧州DutchTTF 前日終値 13.302ドル/mmBtu(-0.356)
✿アジアJKM LNG 前日終値12.680ドル/mmBtu(+0.075)

前日終値からやや上寄りして下げたものの、その後反発し、終値は転換線を上回って引けました。本日は前日終値からやや上寄りし、値位置はやや弱気となっています。転換線を上回ってきました。20日移動平均線も上回ってきましたので、基準線辺りまでは上げてくるかもしれません。引き続き、一段の下げには注意が必要ですが、夏の需要期に向けた上昇開始のタイミングも、意識しておいた方がよさそうです。






ダウ平均株価は反落。FRB高官が利上げに前向きな姿勢を示したことや、4月のミシガン大学消費者信頼感調査で、1年期待インフレ率が予想を上回ったことを受け、利上げ長期化への警戒が強まったことに加え、3月の小売売上高が市場予想を下回ったことなどを受けた景気減速懸念もあり、売りが優勢となったようです。

前日終値からやや下寄りして上下に動き、終値は転換線の上で引けました。値位置は強気となっています。引き続き、強いチャートとなっています。目先の押しには注意が必要ですが、転換線までで下げ止まれば、強気維持となりそうです。




✿記事中のテクニカルインジケーターの基本的な見方はこちら


✿個人の相場観ですので、あくまでもご参考程度に<(_ _)> 今日も皆様のお取引が上手くいきますように(*^^)v


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