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4月13日の投資戦略 原油/金/天然ガス/ダウ


 

前日の米国市場終値

✿WTI原油先物 83.26ドル(+1.73)  
✿NY金先物 2024.9ドル(+5.9)  
✿NY天然ガス先物 2.093ドル(-0.093)
✿ダウ平均株価 33,646.50ドル(−38.29)  

 

  

本日の注目指標・イベント

✿中 3月貿易収支(未)
✿英 2月鉱工業生産指数(15:00)
✿独 3月CPI(15:00)
✿米 3月PPI(21:30)
✿米 新規失業保険申請件数(21:30)
✿米 USDA輸出成約高(21:30)



前日の市況と この後の見通し

WTI原油先物は大きく続伸。IMFが2023年の世界経済成長率見通しを引き下げたことなどが、原油価格の重石となる一方、3月の米CPIが前月から低下したことで、FRB利上げサイクル終了観測が広がったことや、ドル指数の低下、IEAが年後半の需給ひっ迫可能性を指摘したことなどを受け、買いが優勢となったようです。

EIA週間石油レポート(4月12日発表)
✿原油在庫 前週比 約60万バレル増
✿戦略備蓄 前週比 約160万バレル減
✿ガソリン在庫 前週比 約30万バレル減
✿中間留分在庫 前週比 約60万バレル減
✿クッシング在庫 前週比 約40万バレル減
✿米産油量 日量 約1230万バレル(前週比+10)
✿石油製品需要 1905.5万バレル(前週比-154.4、前年同期比+28.3)
✿製油所稼働率 89.3%

前日終値からやや下寄りして上昇し、終値は200日移動平均線を上回って引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置は強気となっています。200日線を超えてきましたので、少し強気に傾いてきそうです。とはいえ、目先は遅行スパンが200日線で抑えられ、価格も下押しされる可能性がありますので、買い検討は慎重にした方がよさそうです。






NY金先物は続伸。3月の米CPIは5%と、前月から鈍化し、市場予想も下回りました。FRBによる利上げ停止期待が強まり、米長期金利・ドル指数が低下したことを受け、金価格は押し上げられたものの、FRB高官による追加利上げを支持する発言や、FOMC議事要旨で高インフレ対策が優先されたことが示されたことなどを受け、売りに押される形となったようです。

前日終値付近から大きく上昇したものの、その後押され、上ヒゲを長く引いた小陽線となりました。本日は前日終値からやや上寄りし、値位置は強気となっています。強いチャートが継続していますが、引き続き、MACDが上からシグナルに近づいてきており、下抜けた場合は、一段下げる可能性も出てきます。もう少し様子見ておいた方がよさそうです。








NY天然ガス先物は反落。季節柄、暖房需要が減少する中、EIAが2023年の米国電力消費量が、前年から1%減少する見通しを示したことや、4月の生産量が過去最高に近い水準となっていること、前日までの上昇を受けた利確売り・短期の売りなどを受け、価格は下押しされたようです。

✿欧州DutchTTF 前日終値 13.827ドル/mmBtu(-0.180)
✿アジアJKM LNG 前日終値12.625ドル/mmBtu(+0.055)

前日終値からやや上寄りして下げ、終値は転換線を下回って引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置はやや弱気となっています。転換線を再び下回ってきました。引き続き、上値は重そうです。狭いレンジでのもみ合いが続いていますので、一段の下げには注意が必要ですが、夏の需要期に向けた上昇開始のタイミングも、意識しておいた方がよさそうです。






ダウ平均株価は小幅に反落。3月の米CPIは5.0%と前月から鈍化し、予想も下回ったことで、買いが先行したものの、FRB高官が追加引き締めが必要との考えを示したことや、3月のFOMC議事要旨の内容を受け、景気後退懸念が強まったことで、売りがやや優勢となったようです。

前日終値から上寄りして上昇したものの、その後押され、終値は雲の上限を上放れた位置で引けました。値位置は強気となっています。が、上ヒゲを引いた陰線となりましたので、目先は少し押されてくるかもしれません。雲・転換線あたりまでの押しは、想定しておいた方がいいかもしれません。」




✿記事中のテクニカルインジケーターの基本的な見方はこちら


✿個人の相場観ですので、あくまでもご参考程度に<(_ _)> 今日も皆様のお取引が上手くいきますように(*^^)v


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