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4月10日の投資戦略 原油/金/天然ガス/ダウ


 

前日の米国市場終値

✿WTI原油先物 80.70ドル(+0.09)  
✿NY金先物 2026.4ドル(-9.2)  
✿NY天然ガス先物 2.011ドル(-0.144)
✿ダウ平均株価 33,485.29ドル(+2.57)  

 

 

 

  

本日の注目指標・イベント

✿米 2月卸売在庫(23:00)

✿米 USDA輸出検証高(翌1:00)
✿米 USDA穀物生育状況(翌5:00)



前日の市況と この後の見通し

WTI原油先物は小幅に反発。引き続き、OPEC+の追加減産を受けた供給不足懸念や、米原油在庫が予想を上回る減少幅となったことなどが、原油価格を支える一方、弱い米経済指標発表が続いていることを受け、需要減少の可能性も意識され、上値は重くなったようです。

前日終値からやや下寄りして上下に動きましたが、終値は200日移動平均線の下で引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置はやや強気となっています。引き続き、200日移動平均線を超えるかどうかですね…。ここで抑えられますと、雲のあたりまで戻してくる可能性もありますが、200日線を超えてきますと、強気に傾いていきそうですので、動き出すまで様子見た方がよさそうです。






NY金先物は続落。新規失業保険申請件数が予想を上回るなど、弱い米経済指標が続き、景気後退懸念が強まったこと、OPEC+による追加減産が、インフレ長期化懸念を再燃させたことなどが、金価格を支える一方、米雇用統計の発表を前に、高値での利確売りも出やすく、金価格は下押しされたようです。

前日終値付近から下げましたが、終値は転換線を上放れた位置で引けました。本日は前日終値から下放れて寄り付き、値位置は強気となっています。転換線付近からのスタートとなりましたが、今朝の時点で反発する動きとなっています。本日、転換線上をキープできるかどうかですね…。転換線を下回ると、一段下の可能性も出てきますので、少し様子見たいところです。








NY天然ガス先物は反落。季節柄、暖房需要が減少する中、EIA発表の米天然ガス貯蔵量が、予想を上回る減少幅となったものの、依然として5年平均を上回っていることや、米国の平均ガス生産量が、3月の98.7bcfdから4月は99.9bcfdに増加していることなどを受け、売りが優勢となったようです。

✿欧州DutchTTF 前日終値 13.840ドル/mmBtu(-0.446)
✿アジアJKM LNG 前日終値12.625ドル/mmBtu(-0.055)

前日終値からやや下寄りして下げ、終値は転換線の下で引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置は弱気となっています。再び転換線を下回ってきました。引き続き、転換線をしっかり超えるまでは、弱気継続と見ておいた方がよさそうです。一段の下げには注意が必要ですが、夏の需要期に向けた上昇開始のタイミングも、意識しておいた方がよさそうです。





ダウ平均株価は小幅に続伸。6日新規失業保険申請件数が22.8万件と市場予想を上回り、米景気の先行き不安がさらに高まったことで、売りが出る一方、インフレ減速でFRBが利下げに転じるとの観測を受け、ハイテク株などが買われ、相場を支えたようです。

米国市場が休場だった7日に発表された3月米雇用統計では、市場予想は下回ったものの、雇用者数が堅調なペースで増加し、失業率は再び過去最低付近に低下しました。

前日終値付近からやや下寄りし、下げる場面もありましたが、終値は雲の上限を上回って引けました。値位置は強気となっています。安値を雲の下限で支えられ、雲を上抜けつつあるところですね…。10日朝の時点で、先物はほぼ横ばいの動きとなっています。しっかり雲を上抜けると、強気に傾いていきそうですが、もう少し様子見たいところです。


※11日の投資戦略は、お休みさせて頂きます



✿記事中のテクニカルインジケーターの基本的な見方はこちら


✿個人の相場観ですので、あくまでもご参考程度に<(_ _)> 今日も皆様のお取引が上手くいきますように(*^^)v


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