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4月4日の投資戦略 コーン/大豆/小麦


✿シカゴコーン先物 657.6セント(-2.6)  
✿シカゴ大豆先物 1522.0セント(+16.4)  
✿シカゴ小麦先物 693.4セント(+1.2)

 

  

本日の注目指標・イベント

✿欧 2月PPI(18:00)
✿米 2月製造業新規受注(23:00)
✿米 2月耐久財受注(23:00)


前日の市況と この後の見通し 

シカゴコーン先物は小幅に反落。大規模な新規輸出報告があったことや、輸出検証高が予想レンジの上限を上回ったことなどが、コーン価格を押し上げる一方、前日からの大幅な上昇を受けた利確売りも出やすかったようです。

USDAコーン生育状況(4月3日発表)
✿作付状況 2%(2018-2022平均:2%)

USDA輸出検証高(4月3日発表)
✿コーン : 1,097,654トン(前週: 688,379 累積ペース前年比63.3%↑)

前日終値付近から上昇したものの、その後押され、終値は200日移動平均線の下で引けました。本日は前日終値からやや下寄りし、値位置はやや弱気となっています。雲の上抜けに失敗し、再び200日線の下に戻してきましたので、目先は上値が重くなりそうです。本日も雲を上抜けられないと、転換線あたりまで押されてくるかもしれません。





シカゴ大豆先物は続伸。輸出検証高は、前週比44%減となり、予想レンジの下限近い結果となったものの、大豆油の大規模な新規輸出報告があったことや、ブラジルでの収穫の遅れ、原油価格の急騰を受けたバイオディーゼル需要の増加期待などを受け、買いが優勢となったようです。

USDA輸出検証高(4月3日発表)
✿大豆 : 499,054トン(前週: 892,086 累積ペース前年比102.8%↓)

前日終値付近からやや上寄りして上昇し、終値は雲の上限付近で引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置はやや強気となっています。雲の上限まで上げてきました。MACDは引き続きシグナルを上抜きつつありますので、強気に傾いてきていると言えそうですが、まだ雲で抑えられて反落する可能性もあり、少し様子見たいところです。







シカゴ小麦先物は小幅に上昇。四半期在庫の減少や、ドル指数の低下などが、小麦価格を支える一方、輸出検証高が予想レンジの下限を下回ったことや、ロシアのSoveconが、3月の同国輸出量が、前月から55%増加したとの推定値を発表したことなどが、小麦価格の重石となったようです。

USDA冬小麦生育状況(4月3日発表)
✿出穂状況 6%(2018-2022平均:2%)
✿作柄状況 優+良:28%(前年:30%)

USDA輸出検証高(4月3日発表)
✿小麦 : 168,543トン(前週: 403,853 累積ペース前年比97.9%↓)

前日終値付近からやや上寄りして上昇したものの、その後押され、終値は始値をやや下回って引けました。本日は前日終値からやや上寄りし、値位置はやや弱気となっています。転換線・基準線で支えられていますが、昨日も上ヒゲを引き、上値は重そうです。もう少し方向性が出てくるまで、様子見たいところです。





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