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3月30日の投資戦略 原油/金/天然ガス/ダウ


 

前日の米国市場終値

✿WTI原油先物 72.97ドル(-0.23)  
✿NY金先物 1966.9ドル(-6.6)  
✿NY天然ガス先物 2.184ドル(+0.154)
✿ダウ平均株価 32,717.60ドル(+323.35)

 

 

 

 

  

本日の注目指標・イベント

✿欧 3月景況感(18:00)
✿独 3月CPI<速>(21:00)
✿米 Q4実質GDP(21:30)
✿米 新規失業保険申請件数(21:30)
✿米 USDA輸出成約高(21:30)
✿米 EIA天然ガス貯蔵量レポート(23:30)



前日の市況と この後の見通し

WTI原油先物は小幅に反落。米原油在庫量が大幅減となったことや、イラクのクルド自治区からの原油輸送が停止したことを受け、同地区の一部生産が停止したことなどが、原油価格を支える一方、ロシアの3月3週目までの減産幅が日量30万バレルにとどまったことや、利確売りなどが、原油価格の重石となったようです。

前日終値からやや上寄りして上昇したものの、上値から押され、終値は基準線付近で引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置はやや弱気となっています。基準線付近で横ばいとなっています。MACDはシグナルを上放れつつありますが、20日移動平均線に沿うような動きで、どっちつかずですね…。少し様子見たいところです。






NY金先物は反落。金融システムに対する過度な懸念が後退し、安全資産の金需要が減退していることなどが、金価格の上値を抑える一方、くすぶる銀行セクターへの懸念や、米長期金利の上昇が一服したことなどが、金価格の支えとなったようです。

前日終値からやや上寄りして下げ、終値は転換線の下で引けました。本日は前日終値から上寄りし、値位置は強気となっています。転換線付近で推移しています。転換線を再び下回ると、基準線辺りまで下げる可能性も出てきますので、ここでしっかり反発するかどうか、もう少し様子見たいところです。








NY天然ガス先物は反発。生産量の増加や、穏やかな天候予測で、29日に取引期限切れを迎えた4月限は1.991ドルまで下落し、2020年9月以来の安値を更新。一方、フリーポートLNGの輸出プラントへのガス流入量が、約18億cf/d(最大約21億cf/d)まで増加し、本格的な再稼働に近づいているとのい方などを受け、取引の中心となった5月限価格は支えられたようです。

✿欧州DutchTTF 前日終値 13.592ドル/mmBtu(-0.002)
✿アジアJKM LNG 前日終値12.535ドル/mmBtu(+0.030)

前日終値から上放れて寄り付き、終値は転換線のやや下で引けました。本日は前日終値付近から始まり、値位置は弱気となっています。採用限月の交代で、つなぎ足は反発した形になりました。が、まだ転換線の下ですので、弱気継続と見ておいた方がよさそうです。一段の下げには注意が必要ですが、引き続き、夏の需要期に向けた上昇開始のタイミングも、意識しておいた方がよさそうです。





ダウ平均株価は反発。金融システム不安が後退したことや、米長期金利の上昇一服で、金融株やハイテク株に買いが入り、株価を押し上げたようです。

前日終値から上放れて寄り付き、終値は基準線の上で引けました。値位置はやや弱気となっています。MACDがシグナルを上放れる動きとなっていますので、上昇が続く可能性もありそうですが、基準線が下を向いたままですので、200日移動平均線付近で一旦抑えられるかもしれません。もう少し様子見たいところです。




✿記事中のテクニカルインジケーターの基本的な見方はこちら


✿個人の相場観ですので、あくまでもご参考程度に<(_ _)> 今日も皆様のお取引が上手くいきますように(*^^)v


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