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2月2日の投資戦略 原油/金/天然ガス/ダウ


 

前日の米国市場終値

✿WTI原油先物 76.41ドル(-2.46)  
✿NY金先物 1942.8ドル(-2.5)  
✿NY天然ガス先物 2.468ドル(-0.216)
✿ダウ平均株価 34,092.96ドル(+6.92) 

  

 

 

  

本日の注目指標・イベント

✿欧 1月政策金利(22:15)
✿米 新規失業保険申請件数(22:30)
✿米 USDA輸出成約高(22:30)

✿米 12月製造業新規受注(翌0:00)
✿米 12月耐久財受注(翌0:00)
✿中 1月財新サービス業PMI(翌10:45)
✿欧 1月非製造業PMI(翌18:00)
✿米 1月雇用統計(翌22:30)

✿米 1月ISM非製造業PMI(翌々0:00)
✿米 BHリグ稼働数(翌々3:00)
✿米 CFTC投機筋ポジション(翌々5:30)


前日の市況と この後の見通し

WTI原油先物は大きく反落。OPEC+が減産維持を決定したことや、1月のOPECの産油量減少が報じられたことなどが、原油価格を支える一方、米原油・石油製品在庫の増加を受け、米石油需要の低下が意識され、売りが優勢となったようです。

前日終値からやや上寄りしたものの下げ、終値は基準線・雲の下限を下回って引けました。本日は前日終値からやや上寄りしていますが、値位置は弱気となっています。雲を下抜け、MACDもシグナルを下回ってきましたので、目先はさらに上値が重くなりそうです。方向性がはっきり出てくるまでは、引き続き様子見たいところです。






NY金先物はほぼ横ばい。FOMCで0.25%の利上げが決定し、声明文では利上げ継続が適切との認識が示されたものの、その後の議長会見の内容が、市場の想定よりもハト派寄りだったと捉えられ、米長期金利・ドル指数が低下。金価格は大きく上昇しましたが、利確売りで急騰分はほぼ打ち消されたようです。

前日終値からやや下寄りして上昇し、一時1970ドルを超えたものの、終値は転換線付近まで押されて引けました。本日は前日終値から上放れて寄り付き、値位置は強気となっています。パラボリックが買い転換し、RSIは75まで上昇しています。非常に強い値位置ですが、目先は転換線付近までの押しに注意が必要となりそうです。







NY天然ガス先物は大きく下落。今週は寒波の影響で生産量が減少し、需要が増える見通しとなっているものの、来週以降は、比較的穏やかな気候となる見通しとなっていることや、フリーポートLNG輸出プラントの再稼働には少なくとも1か月かかるとの見方が広がり、売りが優勢となったようです。

✿欧州DutchTTF 前日終値 19.111ドル/mmBtu(+1.344)
✿アジアJKM LNG 前日終値18.990ドル/mmBtu(-0.055)

前日終値からやや上寄りしたものの下げに転じ、終値は転換線をさらに下放れた位置で引けました。本日は前日終値からやや上寄りしていますが、値位置は弱気となっています。一段下、2021年4月の安値付近まで下げてきました。引き続き、転換線を上回るまでは、反転上昇の判断はしづらいですが、RSIは30を下回ったままですので、目先は少し戻す動きになるかもしれません。






ダウ平均株価は小幅に続伸。FOMCで0.25%の利上げが決定し、声明文で利上げ継続が適切との認識が示されたことを受け、500ドル超の下落となったものの、パウエルFRB議長が会見で、一部セクターでディスインフレが始まったと発言し、市場の想定ほど金融引き締めに積極的な姿勢を見せなかったで、一転して買いが優勢となったようです。

前日終値付近から上下に大きく動きましたが、終値は始値付近に戻して引けました。値位置は強気となっています。下値を基準線付近で支えられて反発し、陽線で引けましたので、強気継続となりそうです。保ち合い上限ラインを上抜けると、さらに強気に傾いていきそうですが、一度抑えられて反落する可能性もあり、もう少し見ておきたいところです。



※2月3日の投資戦略は、お休みさせて頂きます



✿記事中のテクニカルインジケーターの基本的な見方はこちら


✿個人の相場観ですので、あくまでもご参考程度に<(_ _)> 今日も皆様のお取引が上手くいきますように(*^^)v



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