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サウジは増産へ 米・露はどう動く?

原油価格横ばい 需要大幅減で

原油価格は火曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間10時10分、前日終値より0.61ドル高い、20.70ドルとなっている。

COVID-19の感染拡大を防ぐためのロックダウンにより、原油需要が大きく減少している。

さらに4月以降の供給増見通しも重なり、原油価格には強い下押し圧力がかかっているようだ。

サウジは増産へ 米・露はどう動く?

新型コロナウイルスの感染は31日時点で世界184か国以上、75万人以上に広がり、死者は3.6万人以上に上っている。

ロックダウンはインドや米国、ロシアにも及び、世界で約30億人が移動制限を受ける中、原油の需要は予想以上に減少するとの見方が広がり、原油価格は一時10ドル台まで下落した。

国際資源商社のトラフィグラによると、4月の世界の石油需要は約3000万バレル減となる見通しだ。

需要の減少に加えて、明日4月1日からは、サウジアラビアなどが増産に転じると表明しており、原油の供給過剰に拍車をかける恐れが高まっている。

サウジアラビアは今のところ米国からの働きかけに応じておらず、予定通りに産油量を約30%増やし、4月末までに日量1230万バレルとする準備を進めているようだ。

一方、トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は先週金曜日、電話会談でエネルギー市場の安定化の重要性を確認したと伝えられている。

さらに、トランプ氏は月曜日にもプーチン氏と話し合う予定だとして「(サウジアラビアとロシア)双方ともクレイジーだ」と、原油低価格戦争を批判した。

パーミアン産シェールオイルの価格は30日、1バレル10ドルを切った。今後も下落する見通しとなっており、シェール企業は新規投資のカットを余儀なくされている。

さらに、年末まで40ドルを下回ったままであれば、シェール企業の30%以上が倒産するとの試算も出てきている。

米産油企業の窮状は想像以上のようだ。また、採算が取れない産油国も多く、米露が原油価格を支えるための対応を取れるかが注目される。


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