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金急騰は一服 利確の売りに押され

weekly gold

金先物市場 概況(2020年2月24日~2月28日)

           NY金先物期先チャート 1時間足

NY金先物は28日、前週比82.1ドル(4.98%)安い、1566.7ドルで取引を終えた。

新型コロナウイルスの感染拡大への懸念がさらに拡大。各国株価が暴落する一方、金相場では利益確定の売りが続いているようだ。

1日時点で、コロナウイルスの感染確認は世界50か国以上に広がっており、感染者数は8.6万人以上、 死者数は2900人を超えている。

25日には、米疾病対策センター(CDC)が、米国内での感染拡大は「避けられない」とし、混乱に備えるよう警戒を促した。

米国でも感染拡大懸念が高まり、金と逆の値動きになりやすい米ドル指数も低下してきている。

今週の金価格見通し

今週も、引き続き新型コロナウイルスの状況に注目が集まりそうだ。

金の安全資産需要は落ち着いたようにも見えるが、今後の状況次第と言えるだろう。

株価の下落が続く中、FRBのパウエル議長は28日、緊急の声明を発表。「景気を下支えするために 適切に行動する」と述べ、追加利下げの可能性を示唆した。

これを受け、3月のFOMCでFRBがさらに2段階(50ベーシスポイント)の利下げを行う可能性予測が、 一気に100%まで上昇した。

各国中央銀行も利下げへの動きを見せており、金利のつかない金価格を支えることになりそうだ。

            NY金先物期先チャート 週足

先週の週足チャートは、転換線の上から長い陰線を形成し、基準線付近で下げ止まった。値位置はまだ強気と言えそうだが、前週足と合わせていわゆる「トンカチ」の足となっているため、反落示唆とも 読める。今週は、転換線1614ドル付近が上値抵抗、基準線1569ドル付近が下値支持となりそうだ。

一方、日足チャートでは、28日に一気に転換線・基準線を下抜けた。今週は、基準線の1620ドル付近で上値を抑えられそうだ。転換線1625ドル付近を上抜ければ上昇継続となりそうだが、逆に雲の上限1556ドルを割り込んだ場合は、弱気転換となりそうだ。

注目の経済指標、イベント(3月2日~3月7日)

* 3月2日(月) 中国2月財新製造業PMI、ユーロ圏2月製造業PMI

* 3月3日(火) 米2月ISM製造業景気指数、ユーロ圏1月雇用統計、米スーパーチューズデー

* 3月4日(水) ユーロ圏2月非製造業PMI、米2月ADP雇用統計

* 3月5日(木) 米2月ISM非製造業景気指数

* 3月6日(金) 米1月耐久財受注、米1月貿易収支、米2月雇用統計

* 3月7日(土) 中国2月貿易収支、CFTC 金先物 週間投機筋ポジション


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