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金は強気継続か 新型肺炎の影響で

金先物市場 概況(2020年1月27日~1月31日)

       NY金先物期先チャート 1時間足

NY金先物は31日、前週比16.0ドル(1.02%)高い、1587.9ドルで取引を終えた。

新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大への懸念から株価が下げる一方、金価格は上昇した。

31日、世界保健機構(WHO)は、中国で発生した新型コロナウイルスについて「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言。

渡航や貿易の制限はなかったことから、金価格はやや下げる場面もあったが、週末にかけて世界的に 感染が拡大していったことで、安全資産の金買いが進んだとみられる。

一方、先週28・29日のFOMCでは、FRBは政策金利を据え置きとした。

FRBの政策金利発表前には金売りの動きもあったものの、金利据え置きが発表されると反発した。

          CMEフェドウォッチ 2020年3月

今週の金価格見通し

新型コロナウイルス感染拡大の影響がどこまで広がるのか見通せない中、安全資産の金に資金が流れ 込みやすい状況は続きそうだ。

ただ、終息への兆しが出てきた場合は、金価格には売り圧力がかかりやすくなる可能性もある。

また、先週のFOMCで景気見通しがやや下方修正されたことで、次回3月のFOMCで利下げが決定  される可能性予想は、20%を超えた。

利下げは、金利のつかない金の強材料となりやすい。

今後の状況次第ではあるが、景気後退懸念が高まり、利下げの可能性も上がってくると、金価格への 上昇圧力は強まってくることになりそうだ。

          NY金先物期先チャート 週足

先週の週足チャートは下ヒゲのやや長い陽線で引けており、強気の継続をうかがわせる。今週の目安としては、転換線1538.2ドルを下回れば弱気転換もあり得るが、そうでなければ強気継続となりそうだ。

一方、日足チャートを見ると、転換線を上放れてのスタートとなっている。今週の目安としては、転換線の1575ドル付近を下回ることがなければ強気継続、基準線の1558ドル付近を下回ってくることが もしあれば、反落の可能性も出てくる。

注目の経済指標、イベント(2月3日~2月8日)

* 2月3日(月) 中国1月財新製造業PMI

* 2月4日(火) 米1月ISM製造業景況指数、ユーロ圏12月PPI

* 2月5日(水) 米12月耐久財受注、ユーロ圏12月小売売上高、米1月ADP雇用統計、米12月貿易収支

* 2月6日(木) 米1月ISM非製造業景況指数、米新規失業保険申請件数

* 2月7日(金) 中国1月貿易収支、米1月雇用統計

* 2月8日(土) CFTC 金先物 週間投機筋ポジション


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