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原油価格は下げすぎ? OPEC協調減産延長へ

原油価格横ばい 需要減懸念が下押し

2020.1.30 oil2

原油価格は木曜日、横ばい。

WTI原油先物は、日本時間10時31分、前日終値より28セント安い、53.05ドルとなっている。

コロナウイルス感染拡大による景気への悪影響と、米原油在庫増が、原油価格を下押ししたようだ。

一方、OPECが協調減産期間の延長を検討していると伝わったことが、原油価格を支えたとみられる。

原油価格は下げすぎ? OPEC協調減産延長へ

中国の新型コロナウイルス感染の影響が広がっている。同ウイルスによる死者数は増加を続け、世界の航空会社は中国便の数を減らしている。

アメリカン航空やブリティッシュ・エアウェイズ、ルフトハンザは、すでに中国への直行便を休止している。

中国便減便の影響で、アジア市場では航空燃料需要が落ち込んでいる。

また、世界の経済活動が制限されることで、原油需要が減少するとの懸念から、原油価格には下押し 圧力がかかっているようだ。

ただ、コモディティ価格は下げすぎている、との見方もある。

ボントベル・アセット・マネジメントのミシェル・サルデン氏は「原油価格は株価以上に大きく下落 しており、じきに反発しそうだ」と述べている。

OPECはコロナウイルスの感染拡大を受け、協調減産を少なくとも6月まで延長し、減産幅も拡大する ことを検討しているようだ。

協調減産延長への期待が、原油価格に一定のサポートとなっているとみられる。

一方、29日発表の先週のEIA米原油在庫量は、前週比約360万バレル増と、予想以上の増加となった。ガソリン需要の減退などにより、製油所の稼働率が下がったことが要因とみられる。

CHSヘッジングLLCのアンソニー・ヘドリック氏は「先週・先々週は、突発的なものも含め、製油所のメンテナンスが相次いでおり、製油所稼働率の低下につながったとみられる」と指摘している。

足元は原油需要減への警戒感が強く、原油価格は弱気材料に反応しやすくなっているようだ。

新型コロナウイルスの市場への影響とともに、OPECの協調減産の先行きについても、慎重に見定めていく必要がありそうだ。

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