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景気先行き楽観 原油価格に追い風か

2019.11.14 原油

原油価格上昇 FRB議長発言が後押し

2019.11.14 oil

原油価格は木曜日、小幅に上昇。

WTI原油先物は、日本時間12時53分、前日終値より35セント高い、57.47ドルとなっている。

FRB議長が米中貿易協議をめぐるポジティブな発言をしたことが、原油価格を押し上げたとみられる。

また、米原油在庫が予想に反して減少したことも、原油価格の支えとなったようだ。

景気先行き楽観 原油価格に追い風か

パウエルFRB議長は13日、利下げの効果もあり、米経済は安定拡大期に入る、との見通しを示した。

また、OPECのバルキンド事務局長は、米中が貿易協定合意に至ると確信している、と発言。

アクシトレーダーのアジア市場ストラテジスト長、スティーブン・イネス氏は「パウエル氏が楽観的な見方を示したことで、FRBは米景気が好転すると見ている、との観測が後押しされた」と指摘。

原油需要の増加期待から、原油価格も押し上げられたようだ。

さらに、ロイターが14日発表した、エコノミストを対象とした調査でも、米景気が後退局面に入るとの不安は和らいでいるようだ。

ただ、同調査では「米中貿易戦争が数年以内に終わる可能性は低く、世界の経済成長や、原油需要への影響は続く」とエコノミストの多くが考えていることも示されており、上値が重い状況は続きそうだ。

一方、APIが13日に発表した先週の米原油在庫は、前週比54.1万バレルの減少となった。市場予想は160万バレルの増加だった。

予想に反して原油在庫が減少したことが、原油価格の支えとなったようだ。

EIAによる公式データは、月曜日が米祝日だったため、日本時間の金曜日1:00に発表される予定だ。

市場のセンチメントが強気に傾いていることもあり、原油価格も上振れしやすくなっているようだ。

EIAの統計でも米原油在庫が減少していた場合、原油価格はさらに押し上げられることになりそうだ。


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遠藤 結香

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