安全資産に売り 先行き警戒感は強く

安全資産に売り 先行き警戒感は強く

金価格横ばい リスクオンで上値重く

2019.9.13 gold

金価格は金曜日、ほぼ横ばい。

NY金先物は、日本時間13時06分、前日終値より2.3ドル安い、1505.1ドルとなっている。

米中貿易協議の進展への期待から、リスク資産に資金が流入し、安全資産の金は売られたようだ。

一方、来週のFOMCで利下げが決定されるとの見通しが、引き続き金価格を支えているとみられる。

安全資産に売り 先行き警戒感は強く

トランプ米大統領は12日、中国との貿易協定について、安易な合意はしないとしつつ、包括的な合意が望ましいが暫定的な合意の可能性も排除しない、と述べた。

この発言を受け、米中貿易協議進展への期待から、市場はさらにリスクオンへ傾いた。主要株価が上昇する一方、安全資産の金や国債は売られたようだ。

米中両国は、10月上旬に予定されている閣僚級の貿易協議を前に、関税の先送りなど歩み寄りの意思を示しており、投資家心理が改善しているとみられる。

一方、ECBは12日、減速しつつあるユーロ圏経済を支えるため、利下げや量的緩和の再開など包括的な追加金融緩和策の導入を決定した。

ECBが予想を上回る金融緩和に踏み切ったことで、政策決定会合を来週に控える米FRBや日銀への金融緩和圧力が強まりそうだ。

また、12日に発表された8月の米CPIコア指数は、前月比で0.3%上昇。堅調な伸びを見せたが、FRBの利下げ観測には影響しなかったようだ。

CMEフェドウォッチによると、9月17日・18日のFOMCで利下げが行われる可能性は、91.2%となっている(9月13日12時時点)。

金価格の上値は重くなっているものの、現在と株価が同水準だった今年7月と比べても、金価格水準は4%以上高く、先行きの警戒感は依然として強いようだ。


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