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米国発の混乱 金価格への影響は?

2019.5.8

金価格続伸 米中貿易戦争で

2019.5.8

金価格は水曜日、続伸。

NY金先物は、日本時間15時17分、前日終値より3.3ドル高い1289.0ドルとなっている。

米中貿易戦争の激化への懸念から、安全資産の金への需要が高まったようだ。

一方で、堅調なドルが金価格の上値を抑えているとみられる。

米国発の混乱 金価格への影響は?

トランプ米大統領は日曜日、中国との貿易協議が合意に至らなければ、中国製品の関税を引き上げると発言。世界的な株売りの引き金となり、世界の景気減速懸念が再燃した。

さらに、ボルトン大統領補佐官は日曜日、イランをけん制するため「空母打撃群」と爆撃部隊を中東に派遣すると発表した。

オアンダのシニアアナリスト、クレイグ・アーラム氏は「今週末、実際に関税が引き上げられることになれば、金価格はさらに押し上げられることになるだろう」と指摘。

ただ、米中協議の行方については、楽観的な見方もある。

中国商務省は火曜日、劉鶴副首相が通商協議のため5月9日~10日に訪米することを発表した。

TDセキュリティーズの商品ストラテジスト、ダニエル・ガリ氏は「トランプ大統領の発言は交渉戦略の一つとの見方もあるが、結果は週末に分かる」と述べている。

また、ガリ氏は「株価の下落も、金需要を支えている。貿易戦争が激化した場合、さらに金需要が増加するであろうことは、念頭に置いておかなければならない」とも指摘。

今週は、ツイッターと米中協議のニュースに釘付けとなりそうだ。


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