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強い原油相場 弱材料も下げは限定的

2019.4.11

原油価格高止まり 米在庫増が重しに

2019.4.11

原油価格は月曜日、小幅に下落。

WTI原油先物は、日本時間15時27分、前日終値より17セント安い64.30ドルとなっている。

米原油在庫が2週連続で増加となったことが、原油価格の下落圧力となっている模様。

一方、OPECの減産が拡大していることが、原油価格を支えているようだ。

強い原油相場 弱材料も下げは限定的

水曜日発表されたEIAデータで、米原油在庫は前週比700万バレル増の大幅増加となった。それと同時に米ガソリン在庫は前週比770万バレル減となり、これが原油価格の支えとなったようだ。

一方、IMFが今週、2019年の世界経済成長率を1月の3.5%から3.3%へ引き下げたことで、原油需要も伸び悩むとの懸念から、若干売りが優勢となったようだ。

供給過剰や需要減懸念が広がる一方で、OPEC+の減産に加え、イランやベネズエラ、リビアの生産減により、原油市場はタイトな状況が続きそうだ。

OPECの4月月報によると、OPECの3月の産油量は前月比53.4万バレル減の3002.2万バレルとなった。

サクソバンクの商品ストラテジスト、オレ・ハンセン氏は「これまでのようにサウジが積極的に減産を続ける限り、原油市場はタイトな状況が続くだろう」と述べている。

また、SPIアセット・マネジメント社のステファン・イネス氏は「イラン・ベネズエラへの米制裁と、リビアの地政学リスクの高まりにより、供給不足懸念が引き続き材料視されそうだ」と述べている。

長期の原油需要についても、バーンスタイン・エナジーがレポートで「世界の原油需要は2030年までに(現在の約1億バレルから)さらに1000万バレル増加するだろう」と述べている。

弱材料もあるものの、現在は値上がり要因の方がやや強くなっているようだ。


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遠藤 結香

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