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ドイツは経済活動再開へ 米金利上昇が金の重石に

NY金先物チャート 日足

6日のNY金先物の終値は、前日比-22.1ドルの1683.0ドルと続落。アジア時間から欧州時間まで1700ドルをキープするも、NY時間にかけて1700ドルを割り、その後売りを加速させた。

注目の米雇用統計を8日に控え、4月のADP民間雇用統計が6日に発表された。結果は2023万6000人の減少で、2002年の統計開始後、過去最大の減少幅となった。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、営業停止や雇用削減が影響しており、MUFGのラプキー氏は「新型コロナ危機によって大幅な失業が発生し、想定よりも回復に時間がかかる」と指摘した。

しかし金市場は指標悪化を織り込んでおり、ドルが買われる動きになったことで安全資産である金が買われにくかったようだ。8日に米政府が発表する4月米雇用統計は、過去最多の2100万人と大幅に減少し、失業率は16%に達すると予想されている。

米財務省は6日、新型コロナ対策として国債発行額を960億ドルに引き上げ、20年債を発行することを発表。これにより米10年債利回りは大幅に上昇し0.7%を超え、4月15日以来の高水準となり、米長期金利の上昇で金利の付かない資産である金は売られる展開となった。

新型コロナ拡大を防ぐための措置として取られていた外出規制や営業活動を徐々に緩和する動きが、世界各地で見られている。

ドイツ政府は6日、各種制限を大幅に緩和すると発表。ドイツプロサッカーリーグ「ブンデスリーガ」の再開も認めるなど、欧州主要国ではいち早く市民生活を正常化する動きを見せた。 また、スイスでも操業停止していた金の製錬所が再開したという報道なども受け、リスク選好ムードが強まり、金の重石となった。

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sasaki

さくらインベスト ディーリング部所属アナリスト。現役トレーダーとして日々相場と向き合っている。チャート分析力に定評あり。

 

 

 

 

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