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原油は買い戻しで小幅高 感染者増加ペース減少で

WTI原油先物チャート 日足

11日のWTI原油先物は、前日比+0.37ドルの49.94ドルで小幅高となった。

中国政府の発表によると現地時間11日、中国・武漢で発生した新型コロナウイルス(COVID-19)による中国内での肺炎感染者は、前日から2478人増加した。

しかし、武漢以外の感染者の増加ペースは減少しつつあり、封鎖管理などの効果が現れたと見られている。

また、一部の専門家の間では、2月に感染拡大のピークを迎えるとの観測が浮上していることから、中国の原油需要減速の懸念を後退させ、原油相場の売り圧力が弱まり、買い戻しの動きが見られた。

米エネルギー情報局(EIA)は11日、COVID-19の拡大を受け、2020年の世界の石油需要予想を日量31万バレル下方修正した。この発表を受け、原油相場の上値を抑える動きとなった。

EIA高官は、「COVID-19感染拡大による渡航制限や、中国経済の減速により石油需要は減少し、今年上期1バレル60ドル以下で推移する」と説明している。

原油は50ドルを割れてから、利益確定の買い戻しや、値ごろ感からの買いが入りやすくなっている状況だが、需要減退懸念や、本日深夜EIAが発表する原油在庫量の結果次第で、安値更新する可能性も考えられそうだ。

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sasaki

さくらインベスト ディーリング部所属アナリスト。現役トレーダーとして日々相場と向き合っている。チャート分析力に定評あり。

 

 

 

 

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