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原油は再び50ドル割れ ロシアは減産決定先送り

WTI原油先物チャート 日足

10日のWTI原油先物終値は、前週末比-0.75ドルの49.57ドルで続落。先週に続き再び50ドルの大台を下回り、1年ぶりの安値圏を推移している。

新型コロナウイルスの感染は拡大しており、10日の中国による発表では、感染者は42,000人を超え、死者は1,000人を超えた。

感染拡大によって世界的に景気が減速し、原油輸入量世界一の中国の原油需要減退への懸念が、原油価格の重石になっている状況が続いている。

中国人民銀行は10日、新型コロナウイルス対策で9000億元(約14兆円)規模の資金供給を発表したが、原油相場にはあまり影響はなかった。

先週、石油輸出国機構(OPEC)と非OPECで構成するOPECプラスの共同技術委員会(JTC)は、日量60万バレルの追加減産を勧告した。

しかし、ロシアは追加減産案に対し決定を先送りにしているため、OPECプラスの会合を前倒しして開催されるという期待が後退したことが、原油相場の上値を抑えている。

また、新型コロナウイルスの影響による中国の需要減退に対して、日量60万バレルの追加減産では不十分だと見られていることも、原油価格の圧迫要因となっているようだ。

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sasaki

さくらインベスト ディーリング部所属アナリスト。現役トレーダーとして日々相場と向き合っている。チャート分析力に定評あり。

 

 

 

 

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