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ウィークリーレポート 2021.6.7


金は強弱材料まちまち

金先物市場 概況と見通し

NY金先物は4日、前週比13.3ドル(0.70%)安い、1,892.0ドルで取引を終えました。

先週は、好調な米経済指標の発表が続き、米景気回復への期待からドルが買われやすくなったことで、金価格には下押し圧力がかかりやすくなったようです。

また、堅調な米経済指標を受けて、FRBが金融緩和縮小に動くのではないかとの観測が広がったことも、金価格の重石となっているとみられます。

今週も引き続き、金利やドルの動きには注意が必要です。米国債利回りが同水準で停滞する中、金価格は特にドルの動きに大きく反応しやすくなっているようです

NY金先物 チャート分析(週足)

先週の週足チャートは、終値を雲の上限で支えられる形で引けています。値位置は強気を維持していますが、上昇一服となりました。米ドル指数の週足チャートもまだ弱く、米10年債利回りの週足チャートは上値を抑えられて推移しそうですので、金相場は基本的に強気となりそうですが、これらのチャートが好転してくるようですと、金価格は上値を抑えられる可能性もあります。

今週の目安としては、雲の上限1897.2ドル、転換線1,821.2ドルが下値サポートとなりそうです。ここを下抜けた場合は、下げの勢いが強まる可能性もありそうです。また、一目均衡表ではまだしっかりと好転を確認できない状況となっていますので、この後の動きに注意しておく必要がありそうです。



原油はイラン核合意に注目

原油先物市場 概況と見通し

WTI原油先物は4日、前週比3.30ドル(4.98%)高い、69.62ドルで取引を終えました。

引き続き、米国で好調な経済指標の発表が続き、原油在庫が予想以上に減少するなど、欧米の景気回復による原油需要の増加期待が、原油価格の支えとなっているようです。

また、イラン核合意に向けた動きがやや減速していることも、原油価格の強材料となっているようです。

今週はOPECやIEAの月次レポートの発表があり、最新の需給見通しが材料視される可能性があります。また、10日に再開される予定の米・イラン協議の行方にも注目が集まりそうです。

WTI原油先物 チャート分析(週足)

先週の週足チャートは、転換線を上回ったまま、終値は転換線からさらに上放れて引けました。引き続き、値位置は強気を維持しています。ストキャスティクスは80%以上の水準に入ってきましたので、買い優勢と言えそうですが、転換線付近までの調整はあるかもしれません。引き続き、値動きやインジケーターの変化を注視しておく必要がありそうです。

今週の目安としては、長く上値抵抗となっていた67ドル付近、転換線の64.36ドル付近、ボリンジャーミッドバンドの62.61ドル付近が、下値サポートラインとなりそうです。MACDがシグナルをしっかりと上抜いてきますと、上昇の勢いが強まってきそうです。


大豆は強気?需給報告を控え

シカゴ大豆先物市場 概況と見通し

シカゴコーン先物は4日、前週比53.2セント(3.48%)高い、1,583.6セントで取引を終えました。

低い在庫率に加え、米生産地で今月末にかけて高温と乾燥が予想されていることを受けて、先週の大豆価格は大きく上昇しました。

今週は、USDAの6月需給報告の発表があり、内容によっては価格が大きく動くかもしれません。

シカゴ大豆先物 チャート分析(週足)

先週の週足チャートは、転換線を上回ったまま推移し、終値は転換線を上放れて引けました。

今週はさらに上からのスタートとなり、値位置は強気となっています。今週は、ボリンジャーバンド+1σの1,546.3セント、転換線の1,522.6セントが下値サポートとなりそうですが、下抜けるとミッドバンド1,463.2セント付近までの下げもあるかもしれません。

 


注目の経済指標、イベント(6月7日~6月12日)

* 6月7日(月) 中5月貿易収支

* 6月8日(火) 米USDA輸出検証高、USDA生育状況、欧6月ZEW景況感指数、米4月貿易収支

* 6月9日(水) 中5月CPI/PPI、米4月卸売在庫、米EIA石油在庫統計/エネルギー短観

* 6月10日(木) 米USDA需給報告、ECB6月政策金利、OPEC月報、米5月CPI、米新規失業保険申請件数、米USDA輸出成約高

* 6月11日(金) 英4月貿易収支、IEA石油市場レポート、米6月ミシガン大学消費者信頼感指数

* 6月12日(土) 米オイルリグ稼働数、CFTC週間投機筋ポジション





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