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10日発表! WASDEが穀物相場の転換点に!?


米農務省(USDA)は10日(日本時間11日未明)に、月次の世界農業需給予測(WASDE) を発表します。

穀物相場に影響を与えそうな項目について、最新の市場予測をまとめました(^^)/


穀物需要と在庫見通し

足元では、南米の天候改善による収穫量の増加が見込まれていますが、12月のWASDEではまだこの点は反映されず、供給見通しは前月から大きく変わらないとみられています。

ということは、今回は需要と期末在庫の見通しがどうなっているかが、大きな注目ポイントになりそうです。


コーン在庫→減少予測

✿バイオ燃料需要
新型コロナワクチンの接種が始まり、バイオ燃料需要の見通しは拡大しそうです。10月のバイオ燃料用のコーン生産量は、2月以来最高となる4.327億ブッシェルとなっています。ただ、足元では感染拡大が止まらず、短期的な需要の落ち込みも懸念されています。

✿輸出需要
先月のWASDEでは、2020/21期のコーン輸出量見通しが、前月から3.25億ブッシェル上方修正されました。輸出量が減少しやすい12月に入っても、旺盛な輸出需要は続いているとみられ、堅調な輸出需要予測が続きそうです。

✿中国の需要
米国から中国への年初からのコーン輸出量は、前年同期比で56倍にもなっています。ただ、メキシコ、日本、コロンビアなど他の主要輸入国による輸入量は減少傾向がみられ、全体の輸出需要に影響を与える可能性があります。


大豆在庫→2013年以来の低水準予測も!?

✿米国内の消費量
米国内の大豆圧搾需要は、記録を更新し続けています。10月には、史上最高となる1.965億ブッシェルを記録しました。旺盛な国内消費が在庫減見通しにつながることが予測されます。

✿輸出需要
今年の大豆の輸出増加ペースは、異常と言わざるを得ません。9月以降の輸出量は、11月26日時点で19億ブッシェルに達しています。おそらく12月のWASDEでも、今期の大豆輸出量見通しは上方修正されることになるでしょう。

✿中国の需要
米国産大豆の9月以降の輸出のうち、およそ73%が中国向けとなっています。安い南米産大豆の出荷が始まるまでの数か月は、中国による輸入の見通しが、非常に重要となりそうです。

✿✿✿✿✿

南米の生産や中国の需要がどの程度と見積もられるのかなど、不確定要素もありますが、コーン・大豆在庫見通しは、下方修正される可能性が高いようです。

11月には、WASDE発表日のコーン・大豆価格は3%超上昇しました。今回も相場が大きく動く可能性があり、大注目です!(^^)!


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

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