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金は反転か続落か 米経済対策にも注目

金先物市場 概況(2020年8月10日~8月14日)

NY金先物は14日、前週比78.2ドル(3.86%)安い、1949.8ドルで取引を終えた。

16日時点で、新型コロナウイルスの感染確認は、世界196か国以上に広がっており、感染者数は2,150万人以上、76万人以上が亡くなっている。

週前半、新型コロナ終息への期待が高まったことで、金価格を押し上げていた安全資産の金需要が後退。心理的な節目となっていた2,000ドルを割り込んだことで、さらに売りが加速したようだ。

週後半には、短期的な売りが落ち着き、価格もやや戻した。

また、低金利や弱いドルが、引き続き金価格の支えとなっているとみられる。

今週の金価格見通し

13日にはメキシコ中銀が10回連続の利下げを決定するなど、コロナ前から続く低金利環境は、まだまだ続きそうだ。

低金利環境では、金利のつかない金投資に資金が向かいやすくなり、金価格を押し上げる要因となる。

また、先週の下げで、不安定な短期の買いポジションが解消されたとみられることから、今週の金価格は底堅い値動きとなりそうだ。

一方、米中対立や、米国の追加経済対策について、先行きの不確実性が増している中で、米ドルや国債利回りなどの動きが、引き続き金価格に影響を与えることになりそうだ。

先週の週足チャートは、一時転換線を下回ったものの終値は再び転換線を上回り、下ヒゲの長い大陰線となった。大幅な調整となったが、値位置は引き続き強い。今週の目安は、転換線の1,921.4ドルが支えとなりそうだが、1,900ドルを下回るようなら、基準線1,770.1ドルに向けて下げていく可能性もある。

一方、先週の日足チャートでは、価格が転換線を下抜け、一時基準線も大きく下回ったものの、週末には基準線に支えられる形で引けた。値位置は弱気に傾いている。今週の目安としては、転換線の1,980ドル付近を上抜ければ上へ、基準線1,940ドル付近を下回れば下への勢いがつよまりそうだ。

注目の経済指標、イベント(8月17日~8月22日)

* 8月17日(月) 米8月NY連銀製造業景気指数

* 8月18日(火) 米7月住宅建設着工数

* 8月19日(水) 英7月CPI・PPI、ユーロ圏7月CPI

* 8月20日(木) FOMC 7月議事録、米8月フィラデルフィア連銀景況指数、米新規失業保険申請件数   

* 8月21日(金) ユーロ圏8月製造業・非製造業PMI、米7月中古住宅販売件数

* 8月22日(土) CFTC 金先物 週間投機筋ポジション


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