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金価格は上昇へ? 米中リスクが後押し

weekly gold

金先物市場 概況(2020年5月11日~5月15日)

NY金先物は15日、前週比42.4ドル(2.47%)高い、1756.3ドルで取引を終えた。

17日時点でコロナウイルスの感染確認は世界196か国以上に広がっており、感染者数は458万人以上、30万人以上が亡くなっている。

14日発表の米新規失業保険申請件数は、前週比19.5万件減の298万1000件と増加ペースは鈍化したが、市場予想250万件を上回り、新型コロナウイルスによる大きな影響は続いている。

この結果を受けてドル買いが後退し、安全資産の金が買われる動きとなった。

また、新型コロナを巡り米中対立が激しくなっていることも、安全資産需要を押し上げているようだ。

今週の金価格見通し

各国で経済活動が再開される中、新型コロナの感染拡大第2・第3波への警戒が高まっている。

また、米中が互いに強硬な姿勢を見せており、米中対立が再び激化する懸念が高まっていることから、安全資産の金にも再び資金が集まってきているようだ。

加えて、各国経済対策による低金利環境や、大規模な資金投入によるインフレ懸念が、引き続き金価格を支えているとみられる。

ただ、引き続きドルが高い水準となっており、金価格の重石となりそうだ。

先週の週足チャートは、転換線・基準線から上離れたまま比較的実体の長い陽線で引けた。終値ベースで直近高値の1752.8ドルを超えてきており、もみ合いは上へ抜けていきそうだ。今週の目安としては、終値が先週の終値1756.3ドルを超えれば、上昇の勢いが強まりそうだ。一方で、直近安値の1698.8ドルを下回ると、基準線1619.2ドル付近までの下げも考えられる。

一方、先週の日足チャートでは、転換線が基準線を下回ったものの、価格は転換線・基準線を上回って引けた。終値ベースで直近高値の1768.9ドルを超えられるかどうかが、強気継続のカギとなりそうだ。MACDでは、MACDがシグナルを上抜けそうになっており、ここが強気転換のポイントとなる可能性もある。

注目の経済指標、イベント(5月18日~5月23日)

* 5月18日(月) 日1-3月期GDP速報値

* 5月19日(火) 英4月雇用統計、ユーロ圏5月ZEW景況感指数

* 5月20日(水) 英4月CPI/PPI、ユーロ圏4月CPI、ユーロ圏5月消費者信頼感指数

* 5月21日(木) 米4月FOMC議事録、米5月フィラデルフィア連銀景況指数、米新規失業保険申請件数

* 5月22日(金) 英4月小売売上高、ユーロ圏5月製造業/非製造業PMI、

* 5月23日(土) CFTC 金先物 週間投機筋ポジション

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