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在庫貯蔵量が限界へ 原油市場の混乱続く

原油価格横ばい 悲観相場続く

原油価格は水曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間10時13分、前日終値より2.09ドル高い、13.66ドルとなっている。

20日に原油が史上初のマイナス価格となったことで、石油市場全体が混乱に陥っているようだ。

新型コロナウイルスの影響による原油需要の減少は、先行きが全く見通せない状況だ。

在庫貯蔵量が限界へ 原油市場の混乱続く

20・21日の原油市場は、原油取引の歴史の中で最も荒れた日となった。20日の終値は前日比300%超の下落、21日は同130%超の上昇となった。

原油市場が直面しているのは、未曽有の供給過剰懸念だ。新型コロナウイルスの影響による原油需要の減少により、供給過剰状態が数か月から数年続くとの見方も出てきている。

産油国による過去最大規模の協調減産も、今のところ需給が均衡する水準まで供給を減らすには不十分との見方が強い。

新型コロナウイルスの影響による原油需要の減少が続く中、3月初旬にサウジアラビアとロシアが協調減産合意に失敗して以降、原油在庫は増え続けている。

足元で原油在庫が積みあがっている状況で、OPEC+による減産は5月から、という対応の遅さにも失望感が広がっているようだ。

21日には、サウジとロシアが、原油市場の均衡のために非常手段を取ることを表明したが、原油価格を支えることはできていない。

オアンダのエドワード・モヤ氏は「OPEC+の対応は遅く、テキサス州では生産規制が断念された。このままいくと、5月第2週には世界の原油貯蔵スペースがいっぱいになる」と警告している。

米政府の公式データによると、米原油の集積所であるオクラホマ州クッシングの原油貯蔵スペースは、4月中旬時点で70%がすでに埋まっていたが、今も原油が運び込まれ続けている状況だ。

API発表の週間米原油在庫統計では、先週の米原油在庫は前週比1320万バレル増と報告されている。

本日発表のEIA原油在庫統計でも原油在庫が大きく積みあがっていれば、原油価格への下押し圧力は、さらに強まりそうだ。

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