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金は下降か上昇か? 米中協議に注目 

weekly gold

金先物市場 概況(2019年9月30日~10月4日)

weekly gold 2019.10.7

NY金先物は4日、前週比6.5ドル(0.43%)高い、1512.9ドルで取引を終えた。

1日発表された9月のISM米製造業PMIは47.8と、2か月連続で好不況の分かれ目となる50を割り込み、約10年ぶりの低水準まで落ち込んだ。

また、ADPが2日発表した、9月の米非農業部門雇用者数は、前月比13.5万人増と、伸び幅が市場予想を下回り、8月の同雇用者数は19.5万人増から15.7万人増に下方修正された。

4日発表された米労働省の9月雇用統計では、失業率が約半世紀ぶりの低水準となる一方、雇用者数の 伸びは市場予想を下回った。

米株価が4日の雇用統計を好感して反発する一方、金価格は横ばいで推移した。また、米国債利回りも再び低下に転じており、米経済を支える雇用の減速に、市場では警戒感が高まっているようだ。

weekly us10yield 2019.10.7

今週の金価格見通し

今週7・8日には米中次官級貿易協議が、10・11日に閣僚級貿易協議がワシントンで予定されている。

トランプ米大統領は4日、今週の米中協議について「極めて重要な局面だ」と発言しており、何らかの重大な進展があるのではないか、との期待も広がっている。

一方で米中関係悪化への警戒感も根強く、金価格への一定のサポートとなっているようだ。

いずれにしても、米中協議に大きな進展あるいは後退があれば、金価格に大きな影響がありそうだ。

また、今週は9月のFOMC議事録発表も控えている。FRBの金利政策について新たな材料が出て来れば、金価格も反応する可能性がある。

weekly gold 2019.10.7②

週足チャートを見ると、金価格は転換線に支えられ、下ひげの長い陽線で引けた。日足チャートでは、三尊天井のネックラインを下回ったものの、再び上回ってきており、買い勢力の強さをうかがわせる。今週の目安としては1492.2ドルを下回れば下へ、1543.3ドルを上回れば上へ向かうことになりそうだ。

注目の経済指標(10月7日~10月12日)

* 10月7日(月) 日本景気動向指数

* 10月8日(火) ECB非金融政策会合、米9月生産者物価指数

* 10月10日(木) EU経済財政協議会、9月FOMC議事録、米9月消費者物価指数

* 10月11日(金) ミシガン大学消費者信頼感指数

* 10月12日(土) CFTC 金先物 週間投機筋ポジション


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