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テクニカル基礎

🔰【ボリンジャーバンド】の見方


日々の投資戦略などで使っておりますテクニカル・インジケーターの、基本的な見方をご紹介します(^^)/

 


ボリンジャーバンドとは?

ボリンジャーバンドは、米国のジョン・A・ボリンジャー氏が1980年代に開発したテクニカル分析ツールです。任意の期間の移動平均線(ミッドバンド)の上下に、移動平均期間の価格の変動幅(標準偏差(σ))をバンド状に表示します。

移動平均期間が揉み合い相場であればバンド幅は狭く、大きな値動きがあればバンド幅は広くなります。

 


逆張りスタンスでの使い方

基本的に、価格が移動平均に対して±1σの範囲内に収まる確率は約68%、±2σの範囲内に収まる確率は約95.4%、±3σの範囲内に収まる確率は99.7%と想定されています。

したがって、±2σあるいは±3σから価格が逸脱することはまれで、逸脱したとしても、バンド内に戻す可能性が高いと考えられます。

この性質を利用して、上に逸脱したら売り、下に逸脱したら買いを入れ、戻す動きで利益を取ろうとするのが、ボリンジャーバンドの使い方の一つです。


順張りスタンスでの使い方

一方で、ボリンジャーバンドでトレンドの発生を確認し、追随する手法もあります。

ボリンジャーバンドで、バンド幅が縮小(=もみ合い相場が続いている)後、拡大に転じる(=もみ合い離れ発生)ポイントは、新しいトレンドが発生した可能性が高いと判断できます。

言い換えますと、バンド幅がある期間で最も縮小している部分「スクイーズ」が、新しいトレンドが発生する予兆と言えます。逆にバンド幅が一番拡大している部分「ボージ」は、トレンドが終了する予兆を示すとされています。

 

 

ですので、基本的な戦略としては、スクイーズで値動きがない状態を確認→エクスパンション(バンド幅の拡大)で新しいトレンド発生を確認→発生した新しいトレンドに追随する→仕掛けた後、価格がミッドバンドを割り込んだら手じまうという形が考えられます。

 

 

強いトレンドが発生している時は、価格はしばしばバンド上限/下限に沿うような動きとなります。このような動きは「バンドウォーク」と呼ばれています。

上昇のバンドウォークは上限タッチで始まり、ミッドバンドクロスで終わります。一方、下降のバンドウォークは下限タッチで始まり、ミッドバンドクロスで終わります。

 

 

トレンドの頭としっぽは取りにくいため、短いトレンドでは使いにくいですが、大きなトレンドでは有効性を発揮する手法と言えそうです(*^^)v

 

 


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