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5月24日の投資戦略 原油/金/天然ガス/ダウ


 

前日の米国市場終値

✿WTI原油先物 72.91ドル(+0.86)  
✿NY金先物 1974.5ドル(-2.7)  
✿NY天然ガス先物 2.321ドル(-0.079)
✿ダウ平均株価 33,055.51ドル(−231.07) 

  

本日の注目指標・イベント

✿英 4月CPI/PPI(15:00)
✿独 5月Ifo景況感指数(17:00)
✿米 EIA週間石油レポート(23:30)

✿米 5月FOMC議事要旨(翌3:00)



前日の市況と この後の見通し

WTI原油先物は続伸。米債務上限問題や、米中対立などをめぐる不確実性が、原油価格の重石となる一方、API発表の米原油・ガソリン在庫が大幅に減少したことや、サウジエネルギー相が空売り業者を「痛めつけ」ると発言したことを受け、6月4日のOPEC+会合でさらなる減産が発表されるとの見方が広がり、買いがやや優勢となったようです。

前日終値からやや上寄りして上昇し、その後押されましたが、終値は基準線の上で引けました。本日は前日終値から上寄りし、値位置はやや弱気となっています。雲の下限付近で上値を抑えられましたが、本日は雲の下限をうかがう位置で推移しています。本日、ここで抑えられて反落するか、雲の下限を上抜けるかどうかで、目先の方向性が変わってきそうです。もう少し様子見たいところです。






NY金先物は小幅に続落。5月FOMC議事要旨や、PCEデフレータ―の発表を控え、投資家がFRBによる追加利上げの可能性を見極めようとする中、米債務上限問題の先行き不安などが金相場を支える一方、FRBによる利上げ継続見通しや、ドル指数の上昇などが、金価格の重石となったようです。

前日終値からやや下寄りして下げたものの、その後反発し、終値は始値付近に戻して引けました。本日は前日終値からやや上寄りし、値位置はやや強気となっています。雲の中でほぼ横ばいの動きとなっています。引き続き、転換線・雲の下限のどちらに向かうのか、少し様子見たいところです。








NY天然ガス先物は大きく続落。風力発電量が4月の17%から7%まで落ち込み、米国の天然ガスによる発電量が増加していることや、今後2週間の需要見通しが従来予想からやや引き上げられたことなどが、天然ガス価格の支えとなる一方、カナダからの供給が回復する見通しとなったことや、5月の生産量が4月の1014bcfdを上回る見通しとなったことなどを受け、売りが優勢となったようです。

✿欧州DutchTTF 前日終値 9.218ドル/mmBtu(-0.203)
✿アジアJKM LNG 前日終値 9.735ドル/mmBtu(-0.020)

前日終値付近から大きく下げ、終値は基準線を下回って引けました。本日は前日終値からやや上寄りし、値位置はやや弱気となっています。基準線を下回ってきましたので、上値は少し重くなりそうです。次は20日移動平均線の2.310ドルまでで反発するかどうかですね…。雲の上下どちらかに抜けるまでは、少し様子見た方がいいかもしれません。引き続き、今週末には6月限の期限を迎えますので、大きな値動きには注意が必要となりそうです。





ダウ平均株価は続落。原油価格の上昇を受け、エネルギーセクターなどが買われる一方、債務上限問題を巡る協議の難航への懸念や、FRBによる利上げ継続の可能性を見込んだ金利上昇などを受け、売りが優勢となったようです。

前日終値から下寄りし、上昇する場面もありましたが、その後押され、終値は200日移動平均線の下で引けました。値位置はやや弱気となっています。雲の中に入ってきました。転換線で上値を抑えられ、上ヒゲも長くなりましたので、上値は重そうです。200日線付近で反発するか、雲の下抜けをうかがう展開となるか、もう少し様子見たいところです。




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