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金とドルの関係性とは?


金とドル(米ドル指数)には、逆相関の関係があるとされています。

何故、金とドルは逆の値動きになりやすいのでしょうか? また、逆相関になったりならなかったりするのは何故なのでしょうか?


米ドル指数とは?

米ドル指数とは、主要6通貨(ユーロ、円、ポンド、カナダドル、スイスフラン、スウェーデンクローナ)に対する米ドルの価値を指数化したものです。

なので、米ドル円とは大分違うものになります。計算上、ユーロの割合が高くなっているため、どちらかというと、ユーロドルに近い動きとなりますね(^^)/


ドル建て資産と米ドル指数

一般的に、米ドル安は、米ドル建て資産高につながりやすいという面があります。

例えば、円など米ドル以外の通貨を持っている投資家が、米ドル建ての金を買おうとするとき、まず円などを米ドルに替えることになります。米ドル安に傾くと金を買える量が増えますので、金価格も上がりやすくなる、ということですね!(^^)!


安全資産としての金と米ドル

金と米ドルは、いずれも「安全資産」として買われやすい面があります。11月には、金・米ドル指数ともに下落傾向が見られましたが、これは、新型コロナワクチンへの期待から「安全資産需要」が弱まったことで、どちらも売られやすくなったためとみられます(❸)。

一方、3月の株価暴落時には、米ドル指数が急騰し、金価格は急落しました(❶)。これは、コロナショックで世界的に米ドル資金が不足し、安全資産の金すら売られて、米ドルに替えられたことが要因とみられます。

その後、FRBが大量の米ドル供給に動いたことで、異常な米ドル高は落ち着きました。3月の金急落は、かなりの異常事態だったと言えそうです(゜o゜) 


インフレ懸念の影響

新型コロナの経済への影響を和らげるため、各国は大規模な金融・財政政策を行っています。市中には大量の資金が投入され、いわゆる「カネ余り」状態になっていると考えられます。

「カネ余り」状態が続けば、通貨の価値が下がり、相対的に物価が上昇します。つまり、インフレが起こる可能性が高まっているということですね(゜o゜) 

インフレとなれば、通貨である米ドルの価値は相対的に下がる一方、物である金は価値が目減りしにくいため、インフレヘッジ先として金が買われやすくなります。インフレ懸念が高まると、米ドル安・金高になる傾向があるのは、そのためです。

米国の大規模な追加経済対策への期待が高まっていた7~9月頃にかけては、この傾向が強く見られました(❷)。

✿✿✿✿✿

足元では、米政権交代へ向けた手続きが進んでいることで、再び民主党提案の大規模な経済対策が意識されつつあるようです。金と米ドル指数の逆相関関係も、再び強まってくるかもしれませんね(*’▽’)


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