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銀(シルバー)価格見通し

コメントへのご質問有難うございます<(_ _)> 今回は、リクエストにお答えして、銀(シルバー)価格の見通しを書かせていただきます。拙い分析ではございますが、ご参考にして頂ければ幸いです。


銀価格 値動きの特徴

銀先物価格は、基本的に金価格と似た動きになります。金価格が上昇すれば銀価格も上昇、金価格が下落すれば銀価格は下落、といった具合です。

ただ、金が安全資産需要に支えられるのに対し、銀需要の大半は工業用の需要です。したがって、景気の先行き不安が大きい時には、金の上昇率に比べ、銀の上昇率は小さくなりやすいと言われています。

実際、金価格を銀価格で割った「金銀レシオ」は、先行き不安が高まると上昇しやすく、今年3月のいわゆる「コロナショック」の時には、金銀レシオは85付近から一気に120近くまで上昇しています。

足元では、逆に市場がリスクオンに傾いていることで金の安全資産需要が弱まっていると考えられます。チャートを見ても、金がサポートを下回ったのに対し、銀はまだレンジでの値動きになっています。

銀の日足チャートを見ますと、22.5‐23.1ドルのサポート帯と、25.2‐25.7ドルの抵抗帯に挟まれたレンジでの動きを続けています。

一目均衡表で見ますと、足元の銀価格は雲・基準線・転換線の下に位置しており、さらに遅行スパンが価格の下に抜けてきましたので、値位置は弱気と言えそうです。

下値目安はサポート帯の22.5‐23.1ドル、金が大きく下げた場合は、つられて200日移動平均の21.815付近までの下げはあるかもしれません。ストキャスティクスもまだ売り余地があるように見えます。

また、銀相場は金相場の影響を強く受けますので、金が上がらないと銀も上がりにくいと考えられます。当面は銀相場にも、下押し圧力がかかりやすそうですね。

ただ、各国の大規模な経済対策や債務の拡大、低金利の維持は、金価格の強いサポート材料となりそうです。金価格が再度上昇して来れば、景気回復期待とも重なって、銀価格も大きく上げる可能性があります。

その場合、8月の高値を超えて30ドル以上まで上昇することも十分ありそうです。


※あくまでも個人の相場観ですのでご参考程度になさってください。投資のご判断は、自己責任でお願い致します。


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

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