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【原油】ウィークリーレポート


原油先物市場 概況(2020年10月26日~10月30日)

WTI原油先物は30日、前週比4.06ドル(10.19%)安い、35.79ドルで取引を終えました。

週初めこそ、ハリケーンの影響で買い支えられましたが、週後半は売り圧力が強まりました。

特に欧米で、新型コロナの新規感染者数が再び大きく増えていることで、原油需要の減少懸念が強まり、原油価格には強い下押し圧力がかかっているようです。

また、米原油在庫量や米リグ稼働数の増加、リビアの産油量回復なども、原油価格の重石となったとみられます。


今週の原油価格見通し

引き続き、新型コロナ感染拡大の影響で、原油価格には下押し圧力がかかりそうです。

欧州でロックダウンが相次いでいることから、原油需要の減少懸念が強まり、原油相場は弱材料に反応しやすくなっているとみられます。

OPEC+が原油需要の減少に対応することへの期待もやや弱くなっており、具体的な材料が出てこない限り、価格を押し上げる材料にはならなさそうです。

今週は米大統領選ですね。エネルギー政策にも違いがあるので原油相場も大きく動く可能性があり、注目です!

先週の週足チャートは、転換線を下抜け、実体の比較的大きい陰線で引けました。36-42ドル付近のレンジを下抜け、値位置はかなり弱気に傾いていると言えそうです。今週の目安としては、転換線の37.77ドルが上値抵抗に、基準線の33.73ドルが下値サポートとなりそうです。

一方、日足チャートは基準線を下抜け、9月の安値36.13ドルも終値で下回りました。基準線・転換線とも下向きに転じ、先安観が強くなっています。今週の目安としては、基準線37ドル付近が上値抵抗、6月の安値34.36ドル付近、5月の安値30.72ドル付近が下値として意識されそうです。売られすぎ感もあり、37ドル付近までは戻してきそうですが、サポートラインを下抜けた場合、一段安となるかもしれません。


注目の経済指標、イベント(10月26日~10月31日)

* 11月2日(月) 中10月財新製造業PMI、ユーロ圏10月製造業PMI

* 11月3日(火) 米10月ISM製造業景気指数、米大統領選

* 11月4日(水) 米9月製造業受注、ユーロ圏9月PPI、米10月ADP雇用統計、米9月貿易収支

* 11月5日(木) EIA米原油週間在庫統計、米10月ISM非製造業景気指数、米新規失業保険申請件数

* 11月6日(金) 米FOMC政策金利、米10月雇用統計

* 11月7日(土) 中10月貿易収支、米オイルリグ稼働数、CFTC 原油先物 週間投機筋


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

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