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大豆価格高騰はまだ続く?


大豆価格が高騰中!

シカゴ大豆先物価格は、この3か月ほどで約25%上昇。およそ4年ぶりの高値水準となっています。この勢いは、今後も続くのでしょうか?

いわゆる「フェーズ1」合意に基づいて、中国が輸入量を積極的に増やしていることに加えて、南米産地の天候が、大豆価格高騰のカギを握っているようです。


ブラジルの作付状況は?

北米では5-6月頃が作付シーズンとなりますが、南半球では、9-10月が作付シーズンとなっています。

ところが今年は、ブラジルなど南米の主要生産地域で高温・乾燥が続き、例年9月中旬頃には始まる作付が、大幅に遅れています。

作付が遅れると、当然収穫時期も遅くなりますので、南米で収穫が遅れている間は、この秋に収穫された米国産の大豆への需要が増えることになります。

例年、ブラジル産大豆は、1月までに国際市場に出てくることが多いのですが、来年は2月にずれ込むとの見方もあります。これまでの状況から、20/21年の収穫高は、およそ10%減少するとの試算も出てきているほど!


ブラジルの降雨予想は?

ブラジルの大豆生産地域の過去30日の降水量は、例年の半分以下となっています。主要生産地のマットグロッソ州では、先週の農作物生産指数(VHI)が18.7と、同時期の平均的な水準44よりも、かなり低くなっています。

乾燥が長く続いていましたが、先週末にはまとまった雨となったようです。ただ、今週以降はそれほど降らないようで、最高気温も37度まで上昇するとみられています。

ちなみに、ブラジルの農家さんはドル建てで大豆価格をつけることが多いのですが、今年は大豆価格の高騰にブラジルレアル安も重なり、ぼろ儲けしている農家さんも多いらしいです(゜o゜)!


アルゼンチン大豆輸出減少のなぜ?

アルゼンチンでも、気候不順で作付が悪くなっていますが、それに加えてインフレ率の高さが、大豆の輸出に影響を与えているようです。

10月のインフレ率は、昨年の53.8%から年率換算で36.6%まで低下していますが、まだまだ高い水準です。それで、アルゼンチンの農家さんは、インフレヘッジのため、大豆の貯蔵に励んでいるそうです。

アルゼンチンの大豆輸出量は約10%減少し、米国産大豆への需要がますます高まる要因の一つとなっているわけですね!(^^)!

✿✿✿✿✿

南米の天候不順が続けば、大豆価格はさらに高くなる可能性もありそうです。11・12月の天候次第ですので、南米のお天気から目が離せなくなりそうです!@-@


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

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