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【原油】本日の相場分析


WTI原油価格 前日の動き

10月27日のWTI原油先物は、前日比2.62%上昇し、終値は39.57ドルとなりました。

一時39.83ドルまで上げましたが、その後再び下押しされました。

メキシコ湾油田地帯への熱帯低気圧接近が、原油価格の支えになったものの、依然として需要減懸念が強い下押し圧力となっているようです。


原油は弱気相場? やや売られすぎ感も

強い熱帯低気圧「ゼータ」はメキシコ湾を通過中で、現地時間の水曜~木曜にかけて、メキシコ湾岸に上陸する見込みとなっています。メキシコ湾油田地帯では、全体の約16%にあたる日量29.4万バレルの生産がストップしているようです。

今年はハリケーン「ローラ」や「サリー」の影響による供給減で、原油価格が上昇する場面がありましたので、今回も買われやすくなったようです。ただ、生産停止の規模はそれほど大きくなく、原油価格への影響は一時的となりそうです。

一方、27日発表されたAPI米原油在庫が大きく増加したことで、原油の需要が減少する懸念が強まったとみられます。

APIデータによりますと、先週の米原油在庫量は、前週比で457.7万バレル増と、市場予想の111万バレル増を大きく上回る増加幅となりました。また、ガソリン在庫は200万バレル減の予想に反して、225.2万バレルの増加となり、原油集積地であるオクラホマ州クッシング在庫は13.6万バレルの増加となりました。

中間留分在庫は533.3万バレルの大幅減となりましたが、新型コロナの感染拡大で相場が弱気に傾く中で、価格は弱材料に反応しやすくなっているようです。


テクニカル分析【WTI原油先物】

WTI原油価格を1時間足で見てみますと、足元は雲の中に下から入ってきたところですね。

値位置は弱いですが、雲の下限に支えられて、少し上げそうな雰囲気にも見えます。

ここのところは、①②のポイントで見られるように、雲の上限で抑えられることが多くなっていますので、目先の上値目安は雲の上限39.6ドル付近となりそうです。

ただ、雲を再び下抜けた場合は、26日の安値38.28ドルあたりまで下げるかもしれません(^^;)


一方、日足チャートを見ますと、下段のストキャスティクスがいわゆる「売られすぎ水準」に入りつつあるタイミングとなっています。

今後は①売られすぎ感から買われて反発する ②売りが強い状況が続く の可能性が考えられますが、今回は①の可能性が高いのではないかと思います。

%Kが%Dを上抜け、20%を再び上回ってきますと、200EMAの40.8ドル付近を目指して戻してきそうですね(*^^)v


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

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