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価格高騰の予感!? 今、押さえておきたいコーン相場の現状


シカゴコーン先物 日足チャート

穀物相場はもともと変動が激しい相場ですが、今年のトウモロコシ相場は際立っています。

年初から22%下げ、4月末には301.2セントを付けましたが、8月初旬からの急騰で、トウモロコシ価格は36%超の上昇となっています。すごい変動幅ですね(゜o゜)

米国の作柄は良く、供給は十分だったのですが、需給は均衡~不足に傾いているようです。10月9日に発表された米国のトウモロコシ期末在庫率は14.9%と、15~20%とされている適正水準を下回っています。

また、足元の需給ひっ迫により、先物価格と現物価格の差がほとんどなくなり、生産者の売りヘッジが出にくい状況にあることも、トウモロコシ価格の強材料となっているようです。


中国がトウモロコシの輸入を拡大

需給ひっ迫によるトウモロコシ価格上昇の要因となっているのが、中国による米国産穀物の購入増です。

中国では、これまでトウモロコシの自給政策をとっていましたが、飼料用の需要が急増していることに加えて、洪水や干ばつの影響で、国内の生産が低迷しています。

国内の供給不足を受けて、中国政府は今後1年のトウモロコシ輸入を拡大することを検討しているとも伝えられています。

輸入拡大が実現すれば、トウモロコシの国際価格も値上がりする公算が大きいとみられます。

USDAが毎週火曜日に発表している輸出検証高によりますと、先週のトウモロコシ輸出量は、約91万トンと、前週比で約7万トン増となっていました。

大豆や小麦の輸出量に減少傾向が見られる一方、トウモロコシはまだ増えるとの見通しもあります。今週のデータも気になるところです!(^^)!


米国の収穫状況

一方、悪天候で遅れていた米国の収穫は、前週の41%から先週末時点で60%まで進み、事前予測の61%に近づいてきました。

暴風などによる畑へのダメージもあり、スムーズに収穫ができない農家も多かったようですが、収穫率は例年並みに戻りつつあるようです。

先週の相場は、収穫の遅れで押し上げられていた面もあり、今週は価格上昇にややブレーキがかかるかもしれません。


今後の高値目安は?

シカゴコーンの過去最高値は、2012年8月につけた、1ブッシェル843.6セントです。この時は、世界的な大干ばつにより大凶作となり、供給不足から価格が押し上げられました。

そこまではいかないとしても、現在の価格水準は、まだ上値余地がありそうです。中国の輸入量増加や、南米生産地の天候不良が続けば、昨年6月の高値464.2セント超えは、充分ありそうですね。


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