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石油需要ピークは2030年代? OPECの長期見通し

OPECは8日発表した「世界石油見通し2020」で、世界の石油需要について、2022年にコロナ前水準まで回復し、その後も増加を続けた後、2030年代には横ばいとなり、その後減少に転じるとの見通しを示しました。

新型コロナ感染拡大の影響が長引き、消費者行動も変化していくとの見通しを受け、これまでの需要予測の前提が大きく変わったようです。

OPECの見通しでは、石油消費量は2020年の日量9070万バレルから、2030年には日量1.072億バレル、2040年には1.093億バレルまで増加し、2045年には1.091億バレルにやや減少するとの予測となっています。

9月には、BPが「石油需要のピークは2019年だった」との見通しを示した他、トタルは「2030年がピークとなる」見通しを示しています。

今回のOPECの見通しは、これらに比べると楽観的と言えますが、それでも昨年の見通しからは日量100万バレル超下方修正されています。

OPECは「非OECD諸国の需要の伸びが弱まり、世界の原油需要は横ばいの期間が長くなる」との見方を示しています。

石油収入が期待できる期間が短くなることで、石油依存度の高い産油国は、これまで以上に産業構造の変革を迫られることになりそうです。

☛ 参考:中東産油国の窮状 原油安で財政赤字拡大


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