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サウジは減産幅維持? OPECトップ発言も支えに


原油価格横ばい ハリケーン懸念が支えに

原油価格は金曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間09時56分、前日終値より0.05ドル高い、41.14ドルとなっています。

木曜日には、ハリケーンの影響による生産ストップなどを受け、原油価格は約3%の上昇となりました。

また、ノルウェーやサウジアラビアの供給減見通しも、原油価格の支えとなったようです。


サウジは減産幅維持? OPECトップ発言も支えに

ハリケーン「デルタ」はメキシコ湾を通過中とみられ、現地時間の9~10日にかけてルイジアナ州に上陸する予想となっています。

8日時点で、279のメキシコ湾海上油田が停止し、15のリグが撤去され、同地域の産油量の約92%にあたる日量約169万バレルの生産が停止しているようです。

米国の原油供給減見通しが、原油価格の支えとなっているとみられます。

被害が大きくならなければ、来週以降は生産量が回復してくると考えられる一方、上陸後の周辺地域への影響が大きくなると、今度は需要懸念が出てくる可能性もあります。

一方、産油国ノルウェーでは、9月30日に始まったストライキがエスカレートし、6つの海上油田が閉鎖され、同国の石油・ガス生産量の約8%にあたる日量約33万バレルの生産が停止しています。

14日までにストが終了しない場合、北海最大のヨハン・スヴェルドラップ油田が操業停止に追い込まれる可能性も出てきているようです。

同油田の産油量は最大で日量47万バレルで、他の油田の生産停止分も合わせると、ノルウェーの生産量のおよそ25%にあたる日量約96.6万バレルの供給減となる可能性があるとされています。

そうなると、原油価格への影響も大きくなる可能性があり、注意が必要となりそうです。

また、8日には、ウォールストリートジャーナルが、サウジアラビアが2021年1月から予定されている協調減産幅の縮小を延期し、3月末までは現在の減産幅を維持する意向だと伝えました。

プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン氏は「もし本当なら、間違いなくプラス材料となり、原油価格を支えるだろう」と指摘しています。

同日には、OPECのバルキンド事務局長が原油需要の落ち込みについて「最悪期は脱した」と発言しており、こちらも原油価格のサポート材料となったようです。

OPECとしては、供給不安で戻してきた原油価格を、来週以降も支える狙いがあるのかもしれません。


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