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ノルウェー ストライキの影響拡大の恐れも


原油価格横ばい 在庫増が重石に

原油価格は木曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間10時16分、前日終値より0.06ドル安い、39.89ドルとなっています。

水曜日には、EIA米原油在庫の増加などを受け、原油価格は約1.7%の下落となりました。

一方、米ハリケーンやノルウェーのストライキの影響が意識され、原油価格の支えとなっているようです。


ノルウェー ストライキの影響拡大の恐れも

EIAが8日発表した米原油在庫量は、前週比約50万バレル増と、予想以上の増加となりました。

一方、戦略石油備蓄(SPR)は、前週比約110万バレルの減少となりました。

ガソリン在庫は前週比約140万バレル減、中間留分在庫は同100万バレル減、原油集積地であるオクラホマ州クッシング在庫は同50万バレル増となっています。

ガソリン在庫量は、昨年11月の水準まで低下しており、需要の回復が徐々に進んでいることがうかがえますが、原油在庫の増加もあり、原油価格にはやや下げ圧力がかかったようです。

一方、米ハリケーンや、ノルウェーのストライキの影響による供給減懸念が、引き続き原油価格の支えとなっているようです。

ハリケーン「デルタ」はメキシコ湾に到達し、9日にかけて同湾を通過した後、9~10日にルイジアナ州に上陸する予想となっています。

7日時点で、メキシコ湾海上油田の約29%、米総産油量の約17%の生産が停止しているようです。

また、産油国ノルウェーでは、ストライキがエスカレートして6つの海上油田が閉鎖され、同国の産油量の約8%にあたる日量約33万バレルの生産が停止しています。

14日までにストが終了しない場合、北海最大のヨハン・スヴェルドラップ油田が操業停止に追い込まれる可能性も出てきているようです。

ノルウェーの石油企業エクイノールによりますと、同油田の産油量は最大で日量47万バレルで、他の油田の生産停止分も合わせると、日量約93.4万バレルの供給減となる可能性があるようです。

そうなると、原油価格への影響も大きくなる可能性があり、注意が必要となりそうです。


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

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