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EIA 10月エネルギー短観

米エネルギー情報局(EIA)は6日、エネルギー短観(STEO)を公表しました。

EIAの最新の見通しをチェックしていきましょう。


石油在庫見通し

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世界の石油在庫は、2020年Q2の平均日量730万バレルの増加から、Q3には同310万バレルの減少に転じました。

ただ、前月の試算からは、Q3の減少幅は日量およそ60万バレル縮小しています。

Q4の石油在庫については日量300万バレル減、2021年は同30万バレル減となる見通しが示されましたが、Q4 の在庫減少幅も、前月から下方修正されています。

EIAは、今後数か月は在庫量は減少していくものの、高水準での推移が続くため、価格を下押しするとの見方を示しています。

EIAの予測では、2020年Q4のブレント原油のスポット価格は平均で42ドル、2021年は同47ドルと、前月の予測からそれぞれ2ドルずつ下方修正されています。


石油需要見通し

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9月の世界の石油需要は、日量9,530万バレルとなりました。

8・9月の増加幅は日量100万バレルと、5‐7月の日量410万バレル増と比べると、需要回復ペースは落ちているようです。

前年同月比では日量640万バレル減となっていますが、8月の820万バレル減からは、減少幅が小さくなっています。また、Q2の同8,510万バレル、8月の9,390万バレルからは増加しています。

2020年平均では、前月の見通しから20万バレル下方修正された日量9,280万バレルとなり、前年比では同860万バレル減となる見通しです。

2021年は、2020年比で日量630万バレル増となる見通しで、9月のSTEOからは同30万バレルの下方修正となりました。



米原油生産量見通し

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米産油量は、5月には日量1,000万バレルまで落ち込みましたが徐々に回復し、7月には同1,100万バレルとなりました。

9月の産油量は日量1,120万バレルまで回復しているとみられますが、その後はやや減少し、2021年後半の米産油量は平均で1,100万バレル弱となる見通しです。

EIAは、2021年後半まで、既存油井の生産減に新規開発による生産増が追いつかない状況が続き、2021年Q4でようやく日量1,120万バレルに増加するとみているようです。

年平均では、2019年の日量1,220万バレルから、2020年は同1,150万バレル、2021年は同1,110万バレルに減少する見通しですが、2020年は前月の見通しから10万バレル上方修正されています。


その他

米海洋大気庁(NOAA)によりますと、米国の今冬の気温は、平年よりも低くなる見通しとなっています。

NOAAは、今年は暖房が必要とされる気温となる日数が、昨年より5%多くなると予測しています。

これを受けて、EIAは暖房用燃料需要が増加する可能性にも触れています。

また、テレワークやオンライン授業の増加で、家庭の暖房需要が増加する可能性についても指摘されています。


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

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