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原油は弱気相場続く 反発も上値重く

原油先物市場 概況(2020年9月28日~10月2日)

WTI原油先物は2日、前週比3.20ドル(7.95%)安い、37.05ドルで取引を終えました。

新型コロナの新規感染者数の増加を受けて、欧米などで経済活動の再規制が導入されたことで、原油需要の減少懸念が高まり、原油価格の下押し要因となったようです。

週末には、トランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染したと伝わり、リスク資産が売られる中、原油も大きく売られたようです。

一方、EIA米原油在庫量が5週連続で減少していることなどが、原油価格の支えとなったとみられます。

今週の原油価格見通し

新型コロナの感染拡大による原油需要の下押し懸念が、原油市場でも再び強く意識されているようです。

原油在庫の減少などプラス材料もありますが、価格はマイナス材料により大きく反応していることから、相場のセンチメントは、かなり弱気に傾いていることがうかがえます。

新型コロナパンデミックに終息の兆しが出てこない間は、弱気相場が続き、原油価格には下押し圧力がかかりやすいとみられます。

今週は、EIAのエネルギー短観が発表されます。在庫量や需給の見通し、米産油量の先行きなどに注目が集まりそうです。

先週の週足チャートは、転換線を下回り、転換線・雲の下限に頭を抑えられたまま、やや実体の長い陰線で引けました。直近安値の36.13ドル(9/7)が底値として意識されているとみられます。ここを下抜けた場合は、さらに弱気に傾く可能性もあります。また、上値は転換線の39.96が強い抵抗となりそうです。

一方、日足チャートは、基準線・転換線を下回り、転換線に上値を抑えられた陰線で引けました。転換線が再び基準線の下に離れ、やや弱気に傾いているようです。今週は、転換線の38.7ドル付近、基準線の39.8ドル付近が上値抵抗となりそうですが、ここを上抜けた場合は、逆に強いサポートとなりそうです。

注目の経済指標、イベント(10月5日~10月10日)

* 10月5日(月) ユーロ圏9月非製造業PMI、米9月ISM非製造業景気指数

* 10月6日(火) 豪10月中銀政策金利、米8月貿易収支

* 10月7日(水) 独8月鉱工業生産指数、EIA 10月エネルギー短観、EIA米原油週間在庫統計

* 10月8日(木) 米9月FOMC議事録、米新規失業保険申請件数

* 10月9日(金) 英8月貿易収支、米8月卸売在庫

* 10月10日(土) ベイカー・ヒューズ社 米オイルリグ稼働数、CFTC 原油先物 週間投機筋ポジション


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NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

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