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OPEC+輸出量増加 供給過剰懸念強まる


原油価格横ばい 供給過剰懸念で

原油価格は金曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間10時48分、前日終値より0.35ドル安い、38.37ドルとなっています。

木曜日には、OPEC+の供給量増加などを受けて、原油は約3.7%下落しました。

また、新型コロナ感染拡大への懸念が、引き続き原油価格の重石となっているようです。


OPEC+輸出量増加 供給過剰懸念強まる

IHSマークイットが1日に発表したデータによりますと、OPEC+の9月の海上輸送経由の原油輸出量は、日量2284万バレルと、前月比で73万バレル増となりました。

OPECのみの原油輸出量は日量1820万バレルとなり、前月比67万バレル増となっています。

国別では、サウジアラビアは日量625万バレルと、今年3月とほぼ同水準に回復。ロシアは前月比日量7万バレル増の359万バレル、減産を免除されているベネズエラやリビアの輸出量も増加しています。

OPEC+の減産目標以下に抑えられてはいるものの、需要減懸念が広がる中、供給増のデータは、強いマイナス材料となったようです。

また、新型コロナの感染拡大による原油需要の減少懸念が強まっていることも、原油価格の下押し圧力となっているとみられます。

新型コロナウイルスの感染は、1日時点で196以上の国・地域で3,404万人以上に広がり、死者は101万人以上に上っています。

米国では、これまでに720万人以上が感染し、20万人以上が亡くなっています。

また、感染が拡大しているスペインの首都マドリードでは、数日中にロックダウンが再導入されることになり、ロシアでは、モスクワ市長が雇用主に対し、少なくとも30%の従業員を在宅勤務にするよう要請しました。

スタンダード・チャータード銀行の見通しでは、2020年の世界の原油需要は日量9030万バレルとなり、2021年はそこから日量557万バレル回復するとされています。

木曜日の取引で、原油市場はかなり弱気に傾いたとみられ、弱気材料に反応しやすい状況が続きそうです。


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

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