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CRB指標から見る商品先物の動向

本日は商品先物全体の動向を大局的な視点でCRB指数という国際商品指数を使って見ていきます。

CRB指数とは正式にはトムソン・ロイター・コモディティーCRB指数と呼ばれ、米国と英国の商品先物取引所の先物取引価格から算出されるものです。原油、金、銀、とうもろこし、大豆など、19品目で構成されています。物価動向や景気の先行指標として国際的に注目されていて、指数が上昇すれば、商品先物全体が上昇傾向であり、逆に指数が下降すれば商品先物全体も下降傾向であることになります。

CRB指数の週足のチャートを表示させています。

2020年4月20日に101.48の安値を付け、現在は148付近まで回復してきています。遅行線がローソク足を上抜けしていることからも、上昇傾向にあると言えます。

ポイントとしては154.68の水平線を抜けるかどうかです。この水平線は一番左の矢印(緑)の安値で引いたものになります。

62EMAと重なっており、また2019年12月30日の高値と2020年4月20日の安値で引いたフィボナッチリトレースメントの61.8%とも重なっています。ここを上抜けするとさらに上昇傾向が強くなるのではないかと思われます。

そして上抜けした場合は166.92付近をターゲットにしてくる可能性があります。ここは矢印(赤)で何度もサポートラインとして支えられていたポイントです。

逆にローソク足が154.68の水平線を上抜けずに25EMAを下抜けしてくるようであれば、下げていく可能性もありますが、遅行線がローソク足を上抜けしていることからも比較的、下げづらい環境であると思われます。154.68の水平線をローソク足が実体で上抜けるのを確認して、上昇の勢いがより強くなったときに買いを仕掛けるのも面白いかもしれません。

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木元  亮佑

チャートを用いたテクニカル分析を得意としている、さくらインベストのアナリスト。現役トレーダーでもあり、独自の視点からのテクニカル分析にはファンも多数!?

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