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金はやや強気に? 不確定要素に注意

金価格上昇 ドル指数低下で


金価格は火曜日、小幅に上昇。

NY金先物は、日本時間11時59分、前日終値より6.1ドル高い、1888.4ドルとなっています。

月曜日には、ドル指数が下げたこともあり、金価格は前日比0.86%上昇しました。

米経済対策への期待が金価格の支えとなる一方、株価の上昇などもあり、上値は抑えられたようです。


金はやや強気に? 不確定要素に注意 

新型コロナウイルスの感染は、28日時点で196以上の国・地域で3,316万人以上に広がり、死者は100万人以上に上っています。

民主党のペロシ米下院議長は27日、ムニューシン財務長官と27日に協議し、28日にも再び経済対策について話し合う予定だと発言し、与野党が合意に達するのは可能だとの考えを示しました。

大規模な経済対策は、市中への大量の資金投入を意味し、通貨価値の下落とインフレにつながる可能性があるため、インフレヘッジとして金が買われやすくなる傾向があります。

米政府による追加経済対策をめぐっては、1か月以上与野党協議が停止していたため、金のインフレヘッジ需要は弱まっていました。

今回、久々に動きがあったことで、ドルが売られ、金が買われやすくなったとみられますが、株式などリスク資産の好材料にもなったため、安全資産需要の減退から、金の上値は限定的となったようです。

月初の91.75から、94.74まで上昇していた米ドル指数は、28日には94.27までやや下げています。

ドル指数と金価格の逆相関関係が強い状況が続いていますので、ドル指数の動きには、引き続き注目しておく必要がありそうです。

一方、スタンダード・チャータードのスキ・クーパー氏は「ドルの軟化と実質金利の低下によって、金価格は回復し始めたが、大統領候補のテレビ討論など、不確定要素に注意が必要だ」と指摘しています。

トランプ米大統領と、バイデン前副大統領の1回目のテレビ討論は、日本時間の明日行われる予定となっています。

もし、バイデン氏が大きくリードするような状況になると、安全資産需要が高まり、金が買われやすくなるとの見方もあります。

週末には米雇用統計の発表もありますので、今週も金相場は大きく動く可能性があり、注目です。


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