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金のサポート弱まる ドル高の影響も

金価格横ばい 弱気ムード広がる

金価格は木曜日、やや下落。

NY金先物は、日本時間11時35分、前日終値より0.6ドル安い、1867.8ドルとなっています。

金価格は水曜日も続落。前日終値から1.89%下落し、終値は1868.4ドルとなりました。

米ドル指数がさらに上昇したことなどが、金価格を押し下げる要因となったようです。

金のサポート弱まる ドル高の影響も

新型コロナウイルスの感染は、23日時点で196以上の国・地域で3,167万人以上に広がり、死者は97万人以上に上っています。

新型コロナの感染拡大を受けて英国で再規制案が発表されるなど、欧州経済の下押し懸念が広がり、米ドルが相対的に高くなっているようです。

金と逆の値動きとなりやすい米ドル指数は、今月1日には一時91.75まで低下しましたが、その後反発し、今週は約1.40%上昇して94を超えてきました。

ドルが続伸していることで、金価格には強い下押し圧力がかかっているとみられます。

7月後半の金価格の急騰は、ドル急落で押し上げられた面が強く、今後ドル指数が大きく上昇した場合、金価格は急騰前の1810ドル付近まで戻す可能性もあります。

一方、パウエルFRB議長は、23日の議会証言で、前日と同様に「経済の回復は程遠い」として、財政支援の必要性を訴えました。

パウエル氏が「基本的に考えうる全ての手段を講じた」とし、追加策もあり得るが、まだ検討段階にないとしたことから、追加の金融政策への期待が後退。

米政府による追加の経済対策も見通しが立っておらず、大規模な経済対策によるインフレ懸念が後退し、インフレヘッジとしての金需要も減少しているとみられます。

ただ、金は売られすぎ、との見方もあります。

RJOフューチャーズのフィリップ・ストレイブル氏は「長期的な不確実性がくすぶる中、安値で金を買いたいと考える投資家は多い」と指摘しています。

今後は、各国中銀や政府による追加の経済政策への動きがあれば、金価格を支える要因となりそうです。


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

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